ビジネスブログ/集客できるブログの書き方35のコツ「申込や売上を増やす」ブログの書き方を徹底解説
この記事は以下の方に向けて書きました。
- ビジネスブログ(集客ブログ)を始めたい方
- 集客ブログ書き方が分からない方
- アクセスはあるのに「申込」が増えずにお悩みの方
以下についてポイントをまとめています。
- 読まれるブログの考え方と基本
- 申込を増やす検索キーワード探し
- ブログ作成の流れ
- 仮タイトル・目次の作成
- 文章作成の基本
- 初稿作成、編集、公開
- 集客につながるポイントの作り方
長い記事ですので、ブックマークしてからお使いください。
こんにちは!SEOコンサルティング「ヒカル」の代表をしているケンです。SEO対策・Web集客の専門家で、小さな会社や個人経営者さんの集客をお手伝いしています。またビジネスコーチでもあります。
この記事は、あなたの悩み解消、目標達成に役立てばと思い書きました。少しでもお役に立てば幸いです。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「読まれて、集客できるブログの考え方」
ビジネスブログ/集客できるブログを書くコツとして、もっとも大事な考え方をご紹介します。
- 読み手が知りたいことを伝える
- 解決策を提供する
- 解決策として自社商品を知ってもらう
もし考え方を知らないと、こうしたことが起きてしまいます。
- 読まれない
- アクセスが集まらない
- 集客・申込につながらない
コツ1.読み手が知りたいことを伝える
ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツは、「読み手の知りたいことを伝える」です。
読み手がブログを読む理由、検索する理由は「知りたいことがある」からです。それを満たすからこそ、「読まれるブログ記事」「上位表示して、アクセスや申込を増やせるブログ記事」になります。
さらに大事なことは「なぜ、その情報を知りたいのか?」です。その答えはこちらです。
- 解決したい「悩みや問題」がある
- 達成したい「目標」、叶えたい「願望」、満たしたい「感情」がある
※この先は「読み手の悩み」という表現で進めていきます。
つまりビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツは「読み手の知りたいこと」を伝えながら、「悩み解決」に役立つ情報提供をすること。それが「読まれるブログ」「上位表示して、アクセスや申込を増やすブログ」です。
※読み手が知りたいことって何?ということですが、検索キーワードを例に上げるとイメージできますので、次の章でご紹介します。
注意点は無意識に自分の書きたいことを書くことです。読み手は興味を持てず、すぐにページを閉じてしまいます。
「相手のためにという想いが強い方」「相手目線に慣れていない方」は陥りがちです。徹底して「読み手のため」にブログを書くのがポイントです。
迷ったら「読み手の知りたいこと」を振り返る
ブログ初心者ほど、ブログを書いている最中に「何を書くか?」「どのように書くか?」と迷いがちです。ここでも「読み手が知りたいことを伝える」という書き方のコツが役立ちます。
こんな時は、以下のように考えましょう。
- 「読み手は何を知りたいのか?」
- 「読み手の知りたい情報を提供できているか?」
- 「どうしたら読み手にとって分かりやすく、読みやすく、見やすくなるか?」
- 「今の文章は読み手に何が伝わるか?」
「何を書くか?」「どのように書くか?」に迷ったら、徹底して「読み手の知りたいこと」に立ち戻るのがポイントです。
「読み手の知りたいこと」に立ち戻らないと、迷ったまま時間が過ぎ、頑張って書いても読まれない記事になるので要注意です。ブログ初心者は陥りがちですのでご注意ください。
コツ2.ブログの申込が増えるようにする
ビジネスブログ(集客ブログ)は、ブログからの申込(メルマガ登録、お問い合わせ、商品購入を含む)を増やすことを前提に進めましょう。
具体的にはこちらです。
- 申込重視のブログ作成、ブログ運用
- 申込につながる検索キーワード探し
- 申込につながる記事作成
- 有効な「悩み解決策」として自社商品の提供
- 自分の商品は「一言でいうと何がすごいのか」を伝える
- 申込につながるバナーとリンクの設置
- 申込を増やすための改善
ブログ集客をする上でよくある矛盾は、申込を増やすために始めたのに、運用方法は申込を増やせるものになっていないことです。
具体的にはこちらです。
- アクセス重視、あるいは申込を意識できていない
- 申込につながらない/つながりにくい検索キーワード
- 興味津々になる文章がない
- 「悩み解決策」として自社商品を伝えていない
- 自分の商品は「一言でいうと何がすごいのか」が伝わっていない
- 申込につながらないバナーとリンクの設置
- 申込に直結しない改善
つまり申込につながる/増やせることを前提に進める必要があります。
ただし最優先は「読み手の知りたいこと」に対する情報提供です。ここが疎かになるとGoogle検索でアクセスアップできず「誰にも知られることがない」ということにもなりかねません。この点は注意が必要です。
悩みの解決策を提供する
悩みの解決策を提供することは、「読まれるブログ」「上位表示して、アクセスや申込を増やすブログ」を書くコツです。
ブログを読んだ方が悩みの解決に向け、具体的な行動ができるようにしましょう。
悩みの解決策の例はこちらです。
- 悩み解決のために「具体的な行動」を取れる方法や手順
- 読み手に変化が起きる「新しい情報」「有益な情報」
- 読み手が悩みの原因に気づき、必要な行動を起こせる「原因と改善案」の共有 など
ここまで情報提供することが、読まれる上に、上位表示して、アクセスや申込を増やせるブログを書くコツです。
コツ3.解決策として自社商品を知ってもらう
ブログ記事からビジネスの集客をするコツは、読み手の悩み解決索として、以下の情報を伝えることです。
- 悩み解決の手段として「自社商品」を紹介する
- 悩み解決の手段として「自社商品が提供できる解決策」を紹介する
なぜならブログ記事の中で、自社商品が「悩み解決に有効であること」「自社商品を選ぶ理由」が伝わっていないと、頑張ってブログを書いても無駄で、ビジネスの集客につながらないからです。
読み手にとって価値あるものであれば、解決策としてしっかり紹介しましょう。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「もっとも重要な検索キーワード探し」
この章では、ビジネスブログ/集客できるブログを書くコツとして、とても大事な「検索キーワード探し」をテーマにして、以下をお伝えしていきます。
- 検索キーワードとは、人が悩み解決のために「Googleに対して行う質問」
- 着実にビジネスの集客を増やすなら、ブログはアメブロだけではなく、ワードプレスを使う
- ビジネスの集客につながる検索キーワードの探し方
コツ4.申込につながる検索キーワードを探す
「ビジネスの集客を着実に増やす検索キーワードを探す」といっても、このような方も多くいらっしゃると思います。
- 何だか難しそう!
- 検索キーワードって何?
でもご安心ください。この章では検索キーワードについて、わかりやすくお伝えしていきます。
検索キーワード探しを間違えると、100記事書いても、毎月30万アクセスを得ても、「集客や申込」が増える状態は作れません。結果、「ビジネスの集客につながらない」ということが起きてきます。とても大事ですので、じっくりご覧くださいね!
コツ4-1.検索キーワードとは、人が悩み解決のために「Googleに対して行う質問」
検索キーワードとは、人が「悩み解決」や「目標達成」のために、Googleに対して行う質問です。
ビジネスにおいては、このような言い方もできます。
「見込み客がGoogleに対して、悩み解決のために行う質問」
私たちは何かを調べるとき、Google検索を使い「言葉を入力」します。この入力する言葉こそが、私たちがGoogleに対して行う質問なのです。(人によってはYahooなど、別の検索システムを使いますが、考え方は一緒です)
こうした質問で使う言葉を「検索キーワード」と呼びます。
また検索している方は、何か知りたいことがあってGoogleにキーワードを入力しています。その背景には、「解決したい問題」や「叶えたい願望」があります。
ですので必然的にブログに書く内容は、「質問に対する答え」になるのです。
検索ユーザーの知りたいことを、専門用語では「検索意図」や「ユーザーニーズ」と呼びます。また次のような言葉を覚えると良いかもしれません。
検索キーワードは料理に例えると「注文」のこと
検索キーワードとは料理に例えれば「注文」です。ブログは注文を受けて提供する「料理」となります。
ですので当たり前ですが、下記のように注文に応えることが大事です。
- カルボナーラの注文に対して、カルボナーラを提供する
- ハンバーグの注文に対して、ハンバーグを提供する
しかし初心者ほど注文通りではなく、下記のように別の料理を出しがちです。
- カルボナーラの注文に、焼きそばを提供する
- ハンバーグの注文に、ステーキを提供する
すると読み手は、この記事を読んでも「自分の知りたいことは知ることができない」「悩みの解決には役立たない」と判断し、ページを閉じてしまいます。
これは無意識に書きたいことを書くことで起こります。
つまりビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツは、「お客様から受けた料理の注文を正確に理解して、注文通りの料理を提供すること」です。
コツ4-2.ビジネス集客でブログを書くならワードプレス(WP)を使う
ブログ運用においてこんなことができたらいかがでしょうか?
- ブログを書くほど、着実にアクセスが増え、ビジネスの集客が増えている
- 一記事一記事が、継続的にアクセスを集め、商品申込につながっている
- 記事を書くほど、ビジネスの集客力が高まる
もし答えがYESであれば、あなたがブログを書く媒体のメインは「アメブロだけではなく、ワードプレス(WordPress)を使う」ことをおすすめします。
なぜなら書いた記事が、検索結果1ページ目の上部に表示されれば、こうしたことが可能になるからです。
「その場限りではなく、数ヶ月後も、一年後も、数年後も、継続的にアスセスを集め、ビジネスの集客をし続ける」
もちろん、Googleの検索結果において上部に表示され続けるには、時折、記事修正が必要です。それではアメブロとワードプレスの違いを見ていきましょう。
アメブロとワードプレスの特徴と違い
アメブロ | ワードプレス | |
---|---|---|
対象者 | アメブロユーザー | Googleなどで検索している方 |
効果を出す条件 | ファンを作る | 検索結果で上部に表示される |
ブログ記事の書き方 | 興味関心を引く内容、面白い、役立つ内容 | 検索ユーザーが知りたい内容 |
ブログ記事を書く難易度 | 比較的、書きやすい | SEOの基本を学ぶ必要がある。文章ボリュームが大きくなるため、書くのに時間がかかる。 |
ブログ運用の特徴 ※詳しくは、次のトピックで解説します | フロー型寄り | ストック型 |
効果を出せるまでの期間 | 自分次第で早めに効果を出せる | Googleの検索結果に表示されるまで、3ヶ月〜6ヶ月かかる |
新しい検索ユーザーとの出会いを作り続けるのが「ワードプレス」の特徴
ワードプレスの特徴は、「新しい検索ユーザーとの出会いを作り続ける」ところです。言い方を変えると、一記事一記事がアスセスを集め続け、着実にビジネスの集客を増やすことです。
なぜならワードプレスを使ったブログ運用は「ストック型」だからです。それに対するアメブロは「フロー型」寄りです。
以下にストック型とフロー型の特徴や違いをまとめました。
ストック型 | フロー型 | |
---|---|---|
特徴 |
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メリット |
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|
デメリット |
|
|
ストック型 | フロー型 | |
---|---|---|
特徴 | ブログの一記事一記事が、継続機にアスセスを集め、着実にビジネスの集客を増やす | 公開するブログ記事が、その都度、リアルタイムに読者の反応を獲得する |
メリット | ・ブログ記事を書くほど、集客できる記事が増え、ブログが会社の資産になる ・その結果、集客や売上を安定させやすい | ・ブログ公開後、すぐにフォロワーに見てもらえる。さらに ・フォロワーが多く、記事にセールス力があれば、収益化までが早い |
デメリット | 記事公開後、Googleの検索結果1ページ目(上部)に表示されるまで時間がかかる | 過去に書いたブログ記事は、継続的にアクセスを集めるわけではない |
以上のことから、以下を求める方はワードプレスを使うのがベストだと言えます。
- ブログを書くほど、着実にアクセスが増え、ビジネスの集客が増えている
- 一記事一記事が、継続的にアクセスを集め、商品申込につながっている
- 記事を書くほど、ビジネスの集客力が高まる
もちろんGoogleの検索結果に表示され続けるには、以下が必要です。
- 検索結果に表示されるブログ記事の書き方
- 検索結果1ページ目(上部)に表示され続けるための文章調整
コツ4-3.申込につながる検索キーワードの探し方
ブログを書くなら、ビジネスの集客につながる検索キーワードを探しましょう。
申し込みにつながる検索キーワードを探し、ブログ記事を書くからこそ、「一記事一記事がアクセスを集め、着実にビジネスの集客を増やす」ことができます。
検索キーワードの探しは3ステップで行います。
- ステップ1.検索キーワードのピックアップ
- ステップ2.関連キーワードの取得(ツールを活用)
- ステップ3.キーワードの分類
イメージしやすいように、下記ケースを例に解説しますね。
- 商品:「ビジネスマン向けの目標達成&メンタルコーチング」
- お客様の対象:ビジネスパーソン
ステップ1.検索キーワードのピックアップ
お客様になる可能性のある方を思い浮かべ、その人が「Google検索で入力するであろうキーワード」をピックアップしましょう。
検索キーワードを探す視点 | 検索キーワードの例 |
---|---|
自分のビジネスや商品を表すキーワードは? |
|
商品の特徴を表すキーワードは? |
|
商品が提供できる価値を表すキーワードは? |
|
お客様が商品を探す時に使っているキーワードは? |
|
お客様は何に悩んでいるか? |
|
悩んでいるお客様の感情を表す言葉 |
|
お客様は何を叶えたいと思っているか? |
|
お客様は、悩みを解決することで、何を手にしたいと思っているか? |
|
悩み解決のためにお客様が有効だと考えていることは何か? |
|
悩み解決のためにお客様が取り組んでいることは何か?(あるいは取り組んできたことは何か?) |
|
ライバル(競合)が、悩み解決に有効だと主張していることは何か? |
|
ライバル(競合)のリサーチからピックアップしたキーワードは? |
|
悩みを抱えたお客様は、どんな支援を必要としているか? |
|
検索キーワードを探す視点 | 検索キーワードの例 |
---|---|
自分のビジネスや商品を表すキーワードは? | ・コーチング ・コーチングセッション ・コーチ |
商品の特徴を表すキーワードは? | ・目標達成コーチング ・問題解決コーチング ・メンタルコーチング |
商品が提供できる価値を表すキーワードは? | ・目標達成 ・問題解決 ・ビジョンの明確化 |
お客様が商品を探す時に使っているキーワードは? | ・目標達成コーチング ・コーチング受ける ・コーチング体験(お試し) |
お客様は何に悩んでいるか? | ・プロジェクトの成果を出せていない ・自分の能力に限界を感じている ・部下が育たない ・忙しさとストレスによる疲弊 |
悩んでいるお客様の感情を表す言葉 | ・疲れた ・苦しい ・毎日がつまらない |
お客様は何を叶えたいと思っているか? | ・プロジェクトの成功 ・会社の売上アップ ・部下の頑張りが報われる |
お客様は、悩みを解決することで、何を手にしたいと思っているか? | ・自信が欲しい ・自分を肯定したい(自分や周囲から) ・生き方や働き方を変えたい |
悩み解決のためにお客様が有効だと考えていることは何か? | ・リーダシップ ・ビジョンの明確化 ・セールス力の向上 |
悩み解決のためにお客様が取り組んでいることは何か?(あるいは取り組んできたことは何か?) | ・セールスライティングの書籍を読む ・ビジネス系のオンラインサロンに入る ・高額のマーケティング教材や塾で学ぶ |
ライバル(競合)が、悩み解決に有効だと主張していることは何か? | ・コミュニケーション能力のアップ ・セルフイメージの向上 ・ネガティブな思い込みを変化させる |
ライバル(競合)のリサーチからピックアップしたキーワードは? | ・パーソナルコーチ ・エグゼクティブコーチ ・夢の実現 |
悩みを抱えたお客様は、どんな支援を必要としているか? | ・ビジネスや人生におけるビジョンの明確化 ・アドバイスをもらったり、相談できる相手 ・パフォーマンスを高めるために思考や感情を整理する |
このようにピックアップしたキーワードはステップ2で重要な役割を果たします。
このようにサービス提供者、ライバル(競合)、お客様の目線でキーワードをピックアップしていきます。何よりも大事なのはお客様の目線になることです。お客様目線になるほど、ビジネスの集客につながる検索キーワードを探しやすくなります。
ステップ2.関連キーワードの取得(ツールを活用)
ステップ1でピックアップしたキーワードを使い、関連キーワードを取得します。
関連キーワードとは、ステップ1でピックアップしたキーワードに関連性があるキーワードです。無料ツールを使うと検索数を出せますのでご安心ください。
ここではGoogle の提供する無料ツールを使った方法をご紹介します。
キーワードを入力する
下記画像のようにステップ1で見つけたキーワードを入力します。
関連したキーワードの表示を確認する
すると以下のように関連したキーワードが複数表示されます。
エクセル(スプレッドシート)をダウンロードする
以下のようにエクセルをダウンロードします
このような手順を繰り返し、ステップ1でピックアップした全キーワードの関連キーワードを抽出します。結果的に、複数のエクセルをダウンロードするはずです。それらを一つのエクセルにまとめましょう。
取得した関連キーワードの中には、全く関係のないキーワードも混ざっています。ステップ3で除外しますのでご安心ください。
ステップ3.キーワードの分類
ステップ3では、必要なキーワードと不要なキーワードに分類します。
まずはExcel、スプレッドシートの一覧から重複を削除します。
※重複の削除方法はこちら
→ エクセルの重複チェックのやり方!データの抽出・削除の方法を解説
次に、下記基準をもとにキーワードを分類します。
- 必要なキーワード
※ステップ1でご紹介した「キーワードを探す視点」に該当するもの - 不要なキーワード
※必要なキーワード以外のもの全て
最後に必要なキーワードの中から、ビジネスの集客につながるキーワードを選びます。ビジネスの集客につながるキーワードを選ぶとき、最低限押さえたいのはこちらです。
- 「悩みの解決策として、自社商品や、自社商品が提供できる解決策を紹介できるキーワード」
- 検索数が「100以上」あるキーワード
このようにブログを書くためのキーワードを選び、優先順位をつけます。一方で、もしもビジネスの集客につながらないキーワードを選ぶと、このようなことが起こります。
- どれだけブログを書いてアクセスを集めても、ビジネスの集客につながらない
- 頑張ってリライト(ページ改善)しても、ビジネスの集客につながらない
残念ながらこういうことはよくあります。私も会社員時代、月間30万人が訪問するサイトを運用している時、申込はほぼなく、月の売り上げが10万円弱ということもありました。これって苦しいですよね。
ですのでキーワード探しを間違うと、どれだけ頑張ってブログを書いても、記事を改善しても無駄で、ビジネスの集客につながりません。
大事なのは、記事を書く前に「ビジネスの集客につながるキーワードを探すこと」なんです。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「ブログ作成の流れ6ステップ」
この章では、ビジネスブログ/集客できるブログを書くコツとして、押さえておきたい「ブログ作成の流れ6ステップ」それぞれで、押さえたいブログの書き方について基本をご紹介します。
- キーワード探し
- リサーチ
- 目次(構成案・アウトライン)の作成
- 初稿作成
- 編集
- 公開
コツ5.ブログ作成の流れを押さえる
ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツは、ブログ作成の流れを押さえることです。
【ブログの書き方・基本のステップ】
ステップ1.検索キーワード探し |
Googleの検索結果からアクセスを増やすなら「検索キーワード」探しましょう。 これから書く検索キーワードを探す(決める)ことで、下記が明確になります。 ・何を書くか? ・どのように書くか? ・どういう構成で書くか? ・何を、どのようにリサーチするか? など 初心者の方ほど、この段階を疎かにしているため「読まれない記事」「アクセスや申込が増えない記事」になっています。まずは「検索キーワード」を探しましょう。 |
ステップ2.リサーチ |
リサーチでは下記について情報収集します。 ・読み手は何を知りたいか? ・読み手は何に悩み、困っているか? ・読み手が望んでいる成果、満たしたい感情は何か? ・ライバルはどんな情報を提供しているか? ・検索結果で1ページ目の記事はどんな「どんな情報提供をしているか?」 など リサーチするほど、読み手を理解し、より良い情報提供のために何が必要かが分かります。そこで「ステップ3.目次(構成案・アウトライン)の作成」に進むことができます。 |
ステップ3.目次(構成案・アウトライン)の作成 |
読み手の知りたいことを伝え、悩みの解決策を提供するために「何を、どんな順番で、伝えるか?」を決めましょう。書籍でいうところの「目次作成」です。 リサーチ内容から「何を伝えるか?」をピックアップし、大見出し、中見出しを決めます。さらにそれぞれの見出しの中で、どんな文章を書くのかまで、大まかに決めていきます。 ※目次に関して詳しくはこちらをご覧ください。 → コツ11.目次の型を知る |
ステップ4.初稿作成 |
作成した目次に合わせて、文章を書き進めます。 初稿を書くコツは一気に文章を書き上げ、いったん形にすることです。人によりますが、一流のライターには「初稿では文章の完成度、誤字脱字は気にせずに書く」という方も少なくありません。 なぜなら「初稿から完成度の高い記事を書く」よりも、いったん形にした文章を編集する方が、「短い時間で、より完成度の高い記事」を作成しやすいからです。 |
ステップ5.編集 |
初稿で形にした文章を完成に向けて仕上げます。 このステップは何度も加筆・修正を繰り返しながら行います。目指すのは、読み手にとって「分かりやすく、読みやすく、見やすい文章」です。無意識に自分の書きたいことを書いてしまわないように気をつけましょう。 ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツが身につくと、少ない修正で完成度を高められるようになります。 |
ステップ6.公開 |
いよいよ記事公開です。 PCやスマホで表示確認をした上で公開しましょう。 |
10年以上、自分でもブログ記事を書きながら、多くのライターさんとパートナーシップを組み、様々なキーワードで記事を書いてきました。
また一流のコンサルタントに直接学び続けた経験からも、ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツは、ブログ作成の流れを押さえることだと痛感しています。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「仮タイトル・目次の作成」
ブログ記事の仮タイトルと目次作成を進めましょう。目次とは別の表現をすると「構成案やアウトライン、骨子」のことです。
ポイントを押さえた目次作成は、ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツの中でもかなり重要です。この章では以下についてご紹介しますので、一つ一つ丁寧に進めましょう。
- ブログ記事のゴールを決める
- 届けたい相手を決める
- リサーチする
- 自社商品が「読み手の悩みを解決できる」根拠・理由を明確にする
- 仮タイトルの作成
- 目次の型を知る
- 目次を作成する
- 解決策を提供する(目次の中に入れる)
- ビジネスの集客につながるポイントを作る
- 一晩寝かせて目次を修正する
コツ6.ブログ記事のゴールを決める
あなたのブログを書く目的は何ですか?
ブログ記事のゴールを決めましょう。ゴール設定には2種類あります。
- ブログを読んだ後、読み手に「どんな感情」になり、「どのような行動」をとって欲しいか?
例:自分にもできると前向きな感情になり、悩み解決に向けた具体的な行動をとる - ビジネスの集客や申込につながる「どんな行動」をとってほしいか?
例:メルマガを登録いただく、体験会に申し込みいただく など
目次作成前にゴールを決めると、「どこで、どのような情報提供すると、読み手は行動しやすいか」と考えた上で目次作成できます。これがブログ記事作成をスムーズにし、ビジネス集客につながりやすくなります。
もしもゴールを決めていないと、「読み手は行動を起こすこともできず、ビジネスの集客にもつながらない」ということにもなりかねません。これでは、せっかくブログを書いても無駄で、頑張った甲斐がありませんよね。
さらに後から目次や文章を変えようとすると、これもかなり大変なんです。なぜなら「読み手の行動」を想定していないため、文章の追加・修正が不自然になり、文章の流れが悪くなるんですね。
※ビジネスの集客につながるポイントの作り方はこちらから
→ コツ14.目次の中に「ビジネスの集客につながるポイント」をつくる
コツ7.ブログを届けたい相手(ペルソナ)を決める
あなたは誰に向けてブログを書くのでしょうか?
ブログ記事を届けたい相手を一人決めましょう。たった一人に向けて書くことで、ブログの内容がより具体的になり、心に届くメッセージになります。
このように一人決めることを「ペルソナ設定」と呼び、以下のように進めます。
- 想像する
- リサーチする
- 届けたい相手を決める
- 届けたい相手を具体的にする
具体的な手順を見ていきましょう。
※イメージしやすいように、「コーチング 副業」という検索キーワードを例に挙げます。
ステップ1.想像する
「このキーワードで検索する方は、どのような人だろうか?」「何がきっかけで検索をしているのか?」と考え、箇条書きにしましょう。
正解不正解を考えずに、お客様目線で出すのがポイントです。
- 副業でコーチングを始めたい方/ 検討している方
- コーチングで副業するって、実際にはどうなの?と情報を知りたい方
- 副業コーチングの事例を知りたい方 など
ステップ2.リサーチする
検索結果1ページ目に表示される全てのページを読み、「誰に向けた文章か?」を確認しましょう。
ページの中には、「誰に向けた文章か?」を表す言葉がありますので確認し、メモをしておきます。たまに分かりにくいページがありますので、その場合は気にせず、別の次のページ確認に移ります。
また、検索結果に表示されるのはブログ記事とは限りません。検索キーワードによっては、商品紹介ページ、企業のWEBサイトなども表示されますが、全てに目を通しましょう。
- 副業でコーチングを始めたいけれど一歩を踏み出せていない方
- 副業としてコーチングを始めたい方
- すでに副業としてコーチングを始めている方 など
検索結果1ページ目に表示されるページは、誰に向けた記事なのかを、的確に捉えていることがほとんどです。特に検索結果の上から3ページにはより注目しておきましょう。
ポイントは、「誰に向けて書いた記事なのか?」をリサーチしながら、読み手目線になり、もっと深く相手のことを知ろうと思う気持ちです。
ステップ3.ブログを届けたい相手(ペルソナ)を決める
ステップ1.2で出てきた内容を振り返り、ブログを届けたい相手を決めましょう。
この時に考えたいポイントはこちらです。
- 複数イメージできる検索ユーザー像の中で、多くの方に共通した検索ユーザー
- ビジネスの集客につながるであろう検索ユーザー
検索結果1ページ目を確認すると、検索している方の多くは「これから、副業としてコーチングを始めようと考えている方(あるいは検討中の方)」であると想像できます。
もちろん、検索結果に表示されるページの中には、「すでに副業としてコーチを始めた方」に向けたメッセージもありました。
しかし検索ユーザー像の中では、ごく一部で少ないため、集客できるボリュームも少なく、届けたい相手の対象外であると判断できます。
もしも、ブログを書くサービス提供者側が「コーチングスクール」を経営している場合、ビジネスの集客につながりやすいのは、これからコーチング資格の取得が必要な方です。
副業でコーチングを考えている方(検討している方)の中には、コーチング資格を持っている方、持っていない方いて、持っていない方が多いと想像できます。
以上のことから、ブログを届けたい相手は、「副業をはじめるためにコーチング資格が必要な方」がベストだと判断できます。
まとめると「ブログを届けたい相手を誰にするか?」への答えは、以下になります。
- これから副業でコーチングを始める方(検討中の方も含める)
- コーチング資格を持っていない方
ステップ4.ブログを届けたい相手をより具体的にする
ブログを届けたい「たった一人のお客様」を決めたら、より具体的にしていきましょう。
年齢や性別、家族構成、年収など、いくつかの項目を明確にすることで、届けたい相手のイメージがより具体的になります。
相手目線になりやすいため、相手に響く言葉や表現を使いやすくなり、読まれるブログを書きやすくなります。
具体的にするポイントはこちらです。
名前 |
性別 |
年齢 |
住所 |
職業 |
家族構成 |
所得 |
学歴 |
生活スタイル |
情報源 |
情報収集の方法 |
悩み |
願望 |
大切にしている価値観 |
検索したきっかけ |
人によっては、届けたい相手を具体的にしすぎると、「それ以外の方には読まれない文章になるのでは?」と、不安を感じるかもしれませんね。
その点はご安心ください。
たった一人の方に絞ってメッセージをブログを書いても、不思議なもので別の方にもメッセージは届きます。なぜなら、同じキーワードで検索しているため「知りたいと思ってる情報」が共通しているからです。
コツ8.読み手が知りたいことをリサーチする
読み手が知りたいことを理解すると、相手が求める情報提供ができます。ですので大事なのは、「何を知りたいと思っているのか」を徹底してリサーチすることです。
リサーチは以下のように3ステップで進めます。
- まずは想像する
- 検索結果をリサーチする
- ブログでどんな情報を提供するか決める
ステップ1.まずは想像する
リサーチの前に、まずは想像しましょう。
「コーチング 副業」で検索する形は何を知りたいのか?と考え、紙に書き出します。
一例を挙げてみます。
- コーチングで副業する方法は?/何をしたら良いの?
- コーチングの副業は稼げるのか?/稼ぐ方法は?
- 副業でコーチングするってどうなの?/どんな事例があるの?
人によっては想像するよりも、今すぐリサーチした方が良いと考えるかもしれませんね。間違いではありませんので、ステップ2のリサーチから入っても大丈夫です。
ただ、もしあなたが継続的にブログを書くのであれば、リサーチ前に想像する習慣は力になります。その理由はこちらです。
↓
・検索キーワードを見て、ユーザーの知りたいことは何か?を考える力、把握する力が高まる
・リサーチ時に思考が深まる
以上のことから、慣れている方以外は、想像から入るのがベストだと言えます。読み手への理解が深まらない状態では、どれだけ頑張ってブログを書いても、相手目線の情報提供ができず、無駄になってしまうからなんです。
ステップ2 .検索結果をリサーチする(ライバル記事をリサーチする)
検索結果1ページ目に表示されるすべての記事を読んで、「何を知りたくて検索しているのか?」を把握しましょう。
リサーチ時に確認したいポイントはこちらです。
タイトル |
・何を伝えようとしているか?を把握できます |
説明文 |
・検索結果のタイトル下に表示される文章です。記事でどんな情報提供をしているか、タイトルよりも詳しく書いています |
記事の導入文 |
・WEBページのタイトル下に書かれている文章です。記事全体を通して、何を伝えようとしているのかが分かります |
目次 |
・目次にはページ内の主要な見出しが揃っています。読むだけで、ページの全体像が把握できます。目次がない場合は、ページ内の見出しを確認しましょう |
文章 |
文章全体も確認し、実際に何が書かれているのかを確認します。同時に画像やイラスト、装飾を通して、どんな情報提供をしているかを確認しましょう |
まとめ |
ページを通して何を伝えてきたかが分かります |
検索結果(特に1ページ目)には、「読み手が何を知りたいと思っているか?」を理解する情報がたくさんあります。しっかり行うことで、「あっ、そういうことか」「なるほど〜」と気づけることが多々ありますので、おすすめです!
ステップ3.ブログでどんな情報を提供するか決める
ステップ1.2でピックアップした内容を見返した上で、ブログでどんな情報を提供するか決めましょう。
以下の視点で考えます。
- 検索ユーザーがこれだけは知りたいと思っていることは何か?(複数可)
- 検索結果1ページ目の上位3記事が伝えていることは何か?
- 検索結果1ページ目の上位3記事を含む多くのページに共通した内容は何か?
- 上記①〜③にはないけれど、読み手が求めている情報は他にないか?
こうすることで、「読み手は何を知りたいのか」「ブログでどんな情報提供するか」がより明確になります。
補足:リサーチが8割
リサーチが8割と言えるほど、徹底して行うのが大事です。これがビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツであり、ビジネスの集客につなげるためのポイントです。
すると大事なのはリサーチ力を高めることです。
検索結果1ページ目をリサーチするときは、こうした視点で行ってみましょう。
- 読み手にとってわかりやすい表現はないか?
- このページの良い部分は何か?
- このページが1ページ目に表示される理由は何か?
- このページが上位表示(3位以内)している理由は何か?
- このページが1位になっている理由は何か?
- このページが上位表示、もしくは1位でない理由は何か?
- 何を改善するとより良くなるか?
検索ユーザーが「何を知りたくて検索しているのか?」ということをより深く理解でき、リサーチ力を高めることができます。ぜひ使ってみてくださいね。
検索結果だけではなく、「Yahoo!知恵袋」での検索もおすすめです。Yahoo!知恵袋とは、以下のようなサービスです。
「疑問に思っていることを質問したり、知っている事柄についての質問に回答することで、参加している方がお互いに知恵や知識を教えあい、分かち合えるサービスです」
Yahoo!知恵袋へキーワードを入力することで、以下について知ることができます。
- どんなことに悩んでいるのか?
- どんな解決策が共有されているか?
思考を深める材料として、とてもありがたいサービスです。ただし、「Google検索をした方が何を知りたいのか?」という点では、Yahoo知恵袋の内容は偏った情報になりがちです。ですので参考情報としてご活用ください。
コツ9.自社商品が「読み手の悩みを解決できる」根拠・理由を明確にする
ブログを書くときは、悩みの解決策の一つとして、「自社商品」あるいは「自社商品が提供できる価値」を紹介することが大事です。
そのとき、「なぜ、自社商品が悩み解決に有効なのか?」根拠・理由を伝える必要があります。
ですので、この段階では以下の問いかけを使い、根拠・理由を明確にしましょう。
- 自社商品は「読み手の悩み解決」に役立つのか?
- 悩みを解決することで「読み手にとってどんな良いこと」があるか?
- 悩みの解決に役立つ「根拠、理由」は何か?
- 根拠や理由を証明する「事例」は何か?
明確にした情報をどのように使うかは、「ビジネスの集客につながる情報提供パターン」の中から、2つご紹介します。
ビジネスの集客につながる情報提供パターン1
「あなたの悩み解決のためには、こういう解決策が必要ですよ!」
↓
「なぜならば、……(根拠理由)だからです」
↓
「一例をお伝えすると……」
↓
「そのために有効なのが、こちらの商品です」
ビジネスの集客につながる情報提供パターン2
「あなたの悩み解決のためには、こういう商品が必要ですよ!」
↓
「なぜならば、こういうことを解決できるからです」
↓
「それができる理由は、……(根拠理由)だからです」
↓
「一例をお伝えすると……」
ブログ記事の中で、相手が知りたいことを情報提供し、解決策を伝えても、自社商品につながる情報が語られていなければ無駄で、ビジネスの集客につながりにくくなります。
この事実を知らなかった会社員時代、仲間と一緒に必死に作った「月に約30万が訪問するブログ」から、申込がほとんどない……。という悲しい経験をしています。こういうことは少なくありません。自社商品につながる情報提供は大事ですので、お役立てくださいね!
※1記事1記事がアクセスを集め、着実にビジネスの集客を増やす方法に関してはこちらをご覧ください。
→ コツ14.目次の中に「ビジネスの集客につながるポイント」をつくる
コツ10.仮タイトルの作成
仮のタイトルを作成しましょう。タイトルを修正して完成版を作るのは記事完成後ですので、この段階では仮タイトルで大丈夫です。
仮タイトル作成のステップはこちらです。
- ステップ1.タイトルに必要なポイントをピックアップ
- ステップ2.ポイントをつなげた文章を作成
- ステップ3.文章をコンパクトにする
ステップ1.タイトルに必要なポイントをピックアップする
タイトル作成のコツは、読み手がタイトルを見た時に、以下のように思えるようにすることです。
- 誰に向けたブログかがわかる
→ これは私のために書かれた記事だ - 検索意図について書かれている
→ 私の知りたいことが書かれている - 記事を読むと、どんな良いことがあるのかが分かる
→ 記事を読むと◯◯を解決できるのね/◯◯に役立つのね
「コーチング 副業」を例に上げて例を挙げてみます。
押さえたいポイント | 例 |
---|---|
誰に向けたブログかがわかる | ・副業でコーチングをしたい方 |
検索意図について書かれている | ・コーチングの副業ってどうなの?/どのような感じで行うの? ・コーチングで副業するなら何が必要? ・コーチングの副業で成果を出す(稼ぐ)方法は? ・副業でコーチングするメリット、デメリットは? |
記事を読むと、どんな良いことがあるのかが分かる | ・種類、進め方、ライフスタイルなど、全体像がわかる ・始めるために必要なことがわかる ・稼ぐために必要なことがわかる ・メリット、デメリット、自分にもできるのかがわかる |
ステップ2.ポイントをつなげた文章を作成
「ステップ1.タイトルに必要なポイントをピックアップする」で、ピックアップした内容をつなげて文章をつくります。また文章の中には検索キーワードをいれましょう。
一例を挙げます
「コーチングで副業をしたい方へ。副業コーチングで稼げる人○つの特徴、スタートするために必要なこと、メリット、デメリット」
ただ、これではタイトルが長すぎますよね。最終的には32文字に以内にするのが基本です。でも仮タイトルですので、40文字くらいになっても大丈夫です。
タイトルを32文字にする理由は、タイトルが長すぎると、検索結果に表示されたとき、タイトルが途中で見切れてしまうからです。もちろん、あえて32文字以上にすることもありますよ!
ステップ3.文章をコンパクトにする
ステップ2で作成した文章を編集(追加、削除、修正)をして、コンパクトにしましょう。
確実に押さえたいポイントはこちらです。
- 検索キーワードを含める
- 自然な文章(不自然ではない)
- 記事を読むメリットが分かる(読むと、どんな良いことがあるか)
それでは先程の文章をコンパクトにしてみましょう。
「コーチングで副業をしたい方へ。副業コーチングで稼げる人○つの特徴、スタートするために必要なこと、メリット、デメリット」
「コーチングで副業をしたい方へ。副業コーチングで稼げる人○つの特徴と全体像」
このように編集してコンパクトな仮タイトルにします。
注意点として、慣れないうちは、いたずらに時間が過ぎてしまうことです。
最終的には、記事完成後に編集しますので、ある程度コンパクトにしたら、いったん保留にしても大丈夫です。記事を書き進めるうちに、読み手が知りたいことへの思考が深まり、仮タイトル作成時よりも、やりやすくなりますよ!
コツ11.目次の型を知る
目次の型を知ると、目次を作成しやすくなります。
「目次作成が8割(構成が8割)」と言われるほど大事なものですが、型を知らないと、どうしたらいいか分かりません。
そこで主なものを3つご紹介します。
- 網羅型
- リスト型
- ハイブリッド型
それぞれについて見ていきましょう。
コツ11-1.①網羅型
網羅型の目次とは、読み手が「これだけはどうしても知りたい」と思うことが、複数あるときに使います。
目次のイメージはこちらです。
目次の型:網羅型
導入分
1.AAAAA(大見出し)
1−1.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−2.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−3.◯◯◯◯◯(中見出し)
2.BBBBB(大見出し)
2-1.△△△△△(中見出し)
2-2.△△△△△(中見出し)
2-3.△△△△△(中見出し)
3.CCCCC(大見出し)
3-1.◇◇◇◇◇(中見出し)
3-2.◇◇◇◇◇(中見出し)
3-3.◇◇◇◇◇(中見出し)
4.DDDDDD(大見出し)
4-1.☆☆☆☆☆(中見出し)
4-2.☆☆☆☆☆(中見出し)
4-3.☆☆☆☆☆(中見出し)
まとめ(大見出し)
読み手の「これだけは知りたい」ということは、大見出しに設定します。例えば「コーチング 副業」の例であれば、下記を大見出しに設定します。
- コーチングの副業ってどうなの?どのような感じで行うの?
- コーチングで副業するなら何が必要?
- コーチングの副業で成果を出す(稼ぐ)方法は?
- 副業でコーチングするメリット、デメリットは?
網羅型の例
網羅型の目次についてイメージしやすいように、「コーチング 副業」を例に挙げてご紹介します。
導入分
1.コーチング副業ってどうなの?どのような感じで行うの?
1−1.◯◯◯◯◯
1−2.◯◯◯◯◯
1−3.◯◯◯◯◯
2.副業でコーチングするメリット、デメリットは?
2-1.△△△△△
2-2.△△△△△
2-3.△△△△△
3.コーチングの副業で成果を出す(稼ぐ)方法は?
3-1.◇◇◇◇◇
3-2.◇◇◇◇◇
3-3.◇◇◇◇◇
4.コーチングで副業するなら何が必要?
4-1.☆☆☆☆☆
4-2.☆☆☆☆☆
4-3.☆☆☆☆☆
まとめ
上記の目次例では「検索ユーザーが何を知りたいと思っているのか?」を当てはめただけで、見出しとして表現を整えていませんので、ご注意ください。
また、大見出しの内容によっては、中見出しが必要のないケースもあります。
コツ11-2.②リスト型
リスト型の目次とは、読み手が「これだけはどうしても知りたい」と思うことが一つだけの時に使います。例えば、知りたいことが、「方法/やり方」「特徴」「スキル」など、箇条書きにできるような内容です。
例えば、下記タイトルの目次を作るならリスト型が最適です。
- 効果的なコーチングスキル8選
- ブログ集客8つの方法
- コミュニケーション能力が高い人7つの特徴
目次の型を見ていきましょう。
目次の型:リスト型
導入分
1.AAAAA(大見出し)
1−1.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−2.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−3.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−4.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−5.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−6.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−7.◯◯◯◯◯(中見出し)
まとめ(大見出し)
リスト型の例
リスト型の目次についてイメージしやすいように、先程の例に挙げた「効果的なコーチングスキル8選」を題材に、リスト型の例をご紹介します。
導入分
1.効果的なコーチングスキル8選
1−1.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−2.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−3.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−4.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−5.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−6.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−7.◯◯◯◯◯(中見出し)
1−8.◯◯◯◯◯(中見出し)
まとめ(大見出し)
この場合、中見出しには、紹介するコーチングスキルを入れます。
コツ11-3.③ハイブリッド型
ハイブリッド型の目次とは、「網羅型」と「リスト型」を合体させたものです。
目次の型はこちらです。
目次の型:ハイブリッド型
導入分
1.AAAAA(大見出し)
2.BBBBB(大見出し)
2-1.△△△△△(中見出し)
2-2.△△△△△(中見出し)
2-3.△△△△△(中見出し)
2-4.△△△△△(中見出し)
2-5.△△△△△(中見出し)
2-6.△△△△△(中見出し)
2-7.△△△△△(中見出し)
3.CCCCC(大見出し)
3-1.◇◇◇◇◇(中見出し)
3-2.◇◇◇◇◇(中見出し)
3-3.◇◇◇◇◇(中見出し)
まとめ(大見出し)
上記のケースを補足すると、1章が「大見出しのみで、中見出しのないバージョン」、2章が「リスト形式」になっています。
コツ12.目次を作成する
いよいよ目次の作成です。これまでにご紹介した内容を踏まえて、下記ステップで作成します。
- 何を伝えるのか(主な検索意図)を具体的にする
- 検索意図を、読み手の知りたい順番に並べる
- 使用する「目次の型」を決める
- ステップ1〜3を元に、大見出しを設定する
- 中見出しを決める
- 大見出し、中見出しの表現を「読み手の知りたいこと」に整える
- 目次の確認、ブラッシュアップ(一晩以上寝かせた上で)
コツ13.解決策を提供する(目次の中に入れる)
目次の中に、悩みの解決策を入れましょう。
ブログを読んだ方が、悩み解決に向けて「具体的な行動」を起こせるように、解決策を提供します。
その時、「どんな解決策を提供することが、読み手にとって役立つか?」と考えることが大事です。
なぜなら検索ユーザーは、下記のような理由があって検索をしているからです。
- 解決したい悩みがある
- 叶えたい何かがある
ですので、以下を意識しながら情報提供するのが「ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツ」です。
- 悩みの解決に向けて行動を起こせる
- 前向きな気持ちになれる(自分にもできるかもしれない/行動してみよう)
こうした意識を持つことで、読み手にとって意味があり、Googleの検索結果1ページ目(上部)に、表示される記事を書けるようになります。
コツ14.目次の中に「ビジネスの集客につながるポイント」をつくる
ブログを読んだ方が「どのようにビジネスの集客につながるのか?」ということを考えて、目次の中にポイントを作りましょう。
その際に重要な問いかけはこちらです。
- 目次のどこで紹介するか?
→大見出しの中か、中見出しの中か、小見出しの中か?など - 多くの方に読んでいただくために、どのような工夫をするか?
→目立たせる、ページ上部に導線を作るなど - できるだけ記事の上部にポイントを作れないか?
→記事の後ろに行くほど、読んでくださる方は減っていくため
慣れないうちはブログを書くことに精一杯ですが、どれだけ頑張ってブログを書いても、ビジネスの集客につながるポイントを考えていないと無駄で、集客できないブログ記事になってしまいます。
かつての私もそうでしたが、こういうケースは残念ながら少なくありません。
大事なのは、読み手が知りたい情報を提供しながらも、ビジネスの集客につながるように考えることです。
※ビジネスの集客につながるブログの書き方については、こちらをご覧ください。
コツ15.一晩寝かせて目次を修正する
目次の完成度を高めるために、一晩寝かせてから確認、修正をしましょう。
修正するときに、押さえたいポイントは2つです。
- 読み手目線で完成度を高める
- 一晩寝かせてから修正する
それぞれについて解説しますね。
コツ15-1.読み手目線で完成度を高める
一度作った目次は修正をして完成度を高めましょう。大事なのは、徹底した読み手目線です。
目次作成時は完成度が高いと思えても、後から見返すと「まだまだ完成度は低かった」ということはよくあります。
そこで読み手目線で、以下をチェックしましょう。
- 読み手の知りたい情報を提供できているか?
- 読み手の知りたい順番に並んでいるか?
- 提供する情報にズレ、不足、無駄がないか?
- 自分本位な内容になっていないか?
- 悩みの解決策を提供できているか?
- ビジネスの集客につながるポイントは押さえているか?
- 全体の流れはスムーズか?
- 見出しを見ただけで、注意を引けるか/読み進めたくなるか?
- 読み手目線の言葉を使っているか?
時間をおいて修正することで、ブログ記事の完成度は高まります。一見、面倒に思うかもしれませんが、この一手間が「読み手からの信頼を得る」「アクセスを集める」「ビジネスの集客につながる」大事なポイントです。
コツ15-2.一晩寝かせて修正する
目次の完成度を高めるために一晩寝かせてから確認、修正をしましょう。
こうする理由はこちらです。
- 作成した目次は後から見返すと「完成度が低い」
- 一晩寝かすことで「完成度を高めやすい」
一晩寝かすことで完成度を高めやすい理由は、「脳がリセットされ、思考がクリアになり、客観的な視点を持つことができる」からです。
もしも時間がないときは、数時間はあけたいところです。
ブログ記事の完成度を高める「一晩置いた修正」は、とても大事なビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツです。ブログを書く際のルーティンとして取り入れるのがおすすめです。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「文章作成の基本」
この章ではビジネスブログ/集客できるブログにおける「文章を書く基本」として、以下ををご紹介します。
- 書き始める前に、大見出し/中見出しで「何を伝えるか?」を決める
- 書くことと「考える・リサーチ・編集」を分ける
- 悩んだら立ち止まる
- 小学校5年生でも理解できるように書く
- 一文を短くする
- 結論から書く
- 文章構成「PREP法、SDS法」を使う
- 書き過ぎない
- 一記事一テーマ、一見出し一テーマ、一文一意
- 基本を徹底する
基本を実践するメリットはこちらです。
- 読み手にとって見やすく、読みやすく、分かりやすい文章になる
- 記事の作成スピードが上がる
- 編集(修正)スピードが上がる/楽になる
それでは具体的に見ていきましょう。
コツ16.書き始める前に、大見出し/中見出しで「何を伝えるか?」を決める
ブログ記事を書き始める前に、それぞれの大見出し、中見出しで「何を伝えるか?」を決めましょう。ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツの中でもかなり重要です。
なぜなら決めずに書きはじめると、「何を書くか?」を考えながら、書くことになります。
この場合のデメリットはこちらです。
- 考えながら書くと、文章作成に時間がかかる(人によっては2倍、3倍の時間がかかります)
- 記事のクオリティが下がる(初心者ほど悩みながら書き、読み手の知りたいことからズレるため)
ではどうしたらいいのか?ということですが、大事なのは下記を明確にすることです。
- 何を伝えるか?(主張・結論)
- なぜ、それが大事なのか?(主張に対する根拠・理由・メリットなど)
- 具体例/具体的な方法やポイント
私の場合、文章作成の前に「大見出し・中見出しの中で何を書くか?」を決めるようになってから、書くスピードが上がり、完成までの時間・修正回数が減りました。
特に良かったのは、迷いながら書くことがなくなり、「書く」ストレスが大幅に減ったことです。これを伝えたライターさんは揃って文章作成スピードが上がりました。
コツ17.書くことと「考える・リサーチ・編集」を分ける
書くことと、「考える・リサーチする・編集する」ことは分けましょう。
具体的にはこちらです。
- 書く時は書くことに集中し、それ以外のことはしない
- 考える時は、リサーチしたいのか?思考を整理したいのか?を明確にした上で行う
- リサーチする時はリサーチのみを行う
- 編集は初稿を書き終えてから行う
しかし初心者の時ほど、ブログを書く時に下記を行いがちです。
- 考えながら書く
- リサーチしながら書く
- 編集しながら書く
この行動が驚くほど、下記進めるスピードを下げ、ブログ記事のクオリティを下げます。
ですので、「書くときは一気に書く、考えるときは考える、リサーチするときはリサーチする、編集するときは編集に徹する」というように分けることが大事です。
ブログの上級者になると、最も集中力の高い朝にブログ記事を書き、脳が疲れていている夜や隙間時間にリサーチするなど、時間の使い方を工夫しています。
コツ18.悩んだら立ち止まる
ブログを書いている最中に、もしも悩んだら一旦立ち止まりましょう。
よくある悩みの例はこちらです。
- 何を書いたらいいの?
- どのように書いたらいいの?
- どうしたら分かりやすい文章を書けるの? など
こういう時は、悩みの原因を解消するとスムーズにブログを書けるようになります。
悩みながら書いても時間だけが過ぎていき、頑張りが無駄になりがちです。こういう時、まずは立ち止まりましょう。そして悩みの原因を解決しましょう。
コツ19.小学校5年生でも理解できるように書く
小学校5年生でも理解できるような文章を書きましょう。これはブログの書き方だけではなく、セールスライティング、Webライティングの世界でも言われていることです。
特にブログ記事は、読むことにストレスを感じた途端にページを閉じられてしまいます。
大事なことは読み手目線になり、以下を意識することです。
- 見やすいか?
- 読みやすいか
- 理解しやすいか?
- どう伝わっているか?
- 読む気になれるか?
- どういう心理状態になるか?
コツ20.一文を短くする
できるだけ一文を短くしましょう。
短ければいいというものではありませんが、一文を短くすることで、分かりやすい、読みやすい、見やすいブログを書くことができます。
一文を短くするコツは色々ありますが、簡単な方法をご紹介します。
- 一文の句点は「3つまで」を基本にする。※どんなに多くても4つまで
- 言葉の重複を削除する
- なくても良い文章は削除する
コツ21.結論から書く
ブログ記事は結論から書きましょう。
読み手が知りたいのは結論です。自分が知りたいことに対する「答え」を「いち早く」知りたいと思っています。ですので「答え(結論)」をストレートに情報提供します。
もしも結論を伝えずに冗長(長ったらしい)な文章を書いていると、読み手はストレスを感じページを閉じてしまいます。
コツ22.文章構成「PREP法、SDS法」を使う
文章構成の型を知っているとブログ記事をかきやすくなります。
そこで2種類の文章構成「SDS法」「PREP法」をご紹介します。どちらも結論から書く文章構成でWebの文章作成に向いています。
SDS法
S(Summary):概要や要点 | まずは、「~についてお伝えします」と概要や要点を伝える ※〜とは |
D(Details):詳細 | 次に、概要や要点について、具体的な内容を伝える ※詳しく説明すると |
S(Summary):概要や要点 | 最後に、「~についてお伝えしました」と全体をまとめる ※つまり〜とは |
PREP法
P(Point):結論 | まずは結論を書きます ※結論から述べると〜 |
R(Reason) :理由 | 次に「なぜ、その結論なのか?」理由を伝える ※〜と言える理由は |
E(Example):具体例、事例 | 次に、理由を裏付ける根拠・理由、証拠、事例を挙げる ※具体的な例を挙げると〜 |
P(Point):結論を繰り返す | 最後に、結論を繰り返し伝え、全体をまとめる ※以上のことから言えることは〜 |
こうした2種類の文章構成を使うことで、分かりやすく、読みやすく、見やすく、説得力のある文章を書けるようになります。
コツ23.書き過ぎない
書き過ぎないように注意しましょう。
「必要なことを過不足なく伝える」ことがビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツです。
しかし下記理由から、必要以上に文章が多くなったり、冗長(長ったらしい)な文章になったりしがちです。
- 想いが強く、いろいろ伝えたくなる
- 自分の文章に自信が持てず、情報を詰め込む
- 気づかずに重複した文章を繰り返す
- 書いた文章を読み返す習慣がない/読み返す回数が少ない
- 長い記事を書かないとGoogleの検索結果に選ばれないと思っている
そんな時は以下を意識するのがおすすめです。
- この文章は本当に必要か?
- この文章は読み手の知りたいことか?/ズレはないか?
- コンパクトな一文にするとしたら?
- 想いあまって書き過ぎていないか?
- 自分の書きたいことを書いていないか?
- 不要な文章、重複した言葉はないか?
これにより書き過ぎず、短い文章で、必要なことを伝えられるようになります。
経験を積むほど、書き過ぎず、必要なことを分かりやすく伝えられるようになります。お互いに頑張っていきましょう。
コツ24.基本を徹底する
基本を押さえると、ブログの完成度は高まります。その結果、分かりやすく、読みやすく、見やすいブログを書けるようになります。
また、下記理由から時間短縮になります。
- ブログを書く時間を短縮できる
- ブログの編集(修正)時間を大幅に短縮できる
基本の徹底が、ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツであり、書く力を高めるポイントです。
ブログ作成に時間がかかる原因は、基本からずれていることがほとんどです。どれだけ頑張っても、基本を押さえないと大変で、成果を出しにくいだけでなく、不要な試行錯誤に時間を使ってしまいます。
とはいえ、慣れていないと大変なんですよね。一歩ずつ、基本を身に着けていきましょう。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「初稿の作成」
この章では、ビジネスブログ/集客できるブログの書き方「初稿作成」についてご紹介します。初稿作成とは、目次作成後、第一回目の文章作成です。
それで具体的に見ていきましょう。
コツ25.まずは文章を形にする
まずは文章を形にしましょう。
初稿は一気に書ききるのがポイントです。一度、文章を形にすると、編集(修正)をしやすくなるからです。もちろん人により違いはありますが、慣れないうちはとても有効です。
もし初稿が以下のような状態でも、そのままどんどん書き続けます。
- 完成度が低い
- 誤字脱字や重複がある
- 長ったらしい文章になっている
- 分かりにくい、読みにくい、見にくい
- 使う言葉が難しい
私の場合、書くことが苦手だったため、一記事に250時間もかかっていました。社内の仲間には、15時間〜20時間で書いている人もいましたので、どれだけ苦手かがイメージできますよね。
しかし目次作成を徹底することで、書く時間は200時間に減り、初稿を一気に書き上げるようになってから、150時間になりました。最終的には30〜40時間になり、今でも進化しています。
これは私だけの話ではなく、関わるライターさんにも共通しています。それくらい基本の徹底には価値があります。
コツ26.目次(構成案)から脱線しない
初稿をつくるときは、徹底して目次に沿って書きましょう。大見出し、中見出しに合った文章を書き進めます。これも大事なビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツです。
なぜなら目次は、下記を実現する設計図だからです。
- 読み手の知りたい情報を提供する
- 解決策を提供する
- 申込につなげる
ですので脱線せずに、目次に沿って書き進めましょう。
ブログを書きなれていないと、無意識に目次から脱線しがちです。また、目次に沿って書いていたはずが、伝えたい想いが高まったり、悩みながら書いたりしていたら、脱線していた……ということも。でも多くの方が通る道ですので、ご安心ください。
大事なのは以下を意識して書くことです。
- 目次に沿って書いているか?
- ユーザーの知りたいことからズレていないか?
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「編集する・仕上げる」
書き上げた初稿を「読み手にとって見やすく、読みやすく、分かりやすく、ストレスのない」文章に編集します。
そのために以下を行いましょう。
- 初稿を一晩寝かせてから編集する
- 環境を変えて文章確認をする
- 読み手の知りたいことにマッチさせる
- 文章の流れをスムーズにする
- 分かりやすく、読みやすく、見やすい
- 読み手が行動できるようにする
それでは詳しく見ていきましょう。
コツ27.初稿を一晩寝かせてから編集する
目次を作った時と同じく、一晩寝かせてから編集に入りましょう。
コツ28.環境を変えて文章確認をする
初稿の作成時と環境を変えると、より客観的にブログ記事を確認でき、修正点に気づきやすくなります。
具体的な方法の一例はこちらです。
1.印刷する |
・基本的な確認方法です |
2.デバイスを変える |
・初稿をPCで書いている方はスマホで読む ・スマホで書いている方はPCで読む |
3.場所を変える |
・初稿をオフィスで書いたなら、オフィス内の別の場所、オフィス以外の場所(カフェなど)で読む |
4.状況を変える |
・机の上で書いたのなら、電車の中、散歩中などに確認する |
5.身体の使い方を変える |
・座って書いていた場合は、立ちながら確認をする |
コツ29.読み手の知りたいことにマッチさせる
ブログが読み手の知りたいことを満たしているかを確認しましょう。
書きなれた人でも、脱線したり、「惜しい、もう一息!」ということは少なくありません。
ですので編集時、最初に確認したいのはこちらです。
「読み手の知りたい情報を提供できているか?」
具体的な確認ポイントはこちらです。
1.タイトル |
「自分の知りたいことが書いてある!」と注意を惹きつけられるか? |
2.導入文(記事タイトルの下) |
この記事は「自分の知りたいことを教えてくれそう!」と思えるか? |
3.目次 |
・大見出し、中見出しを見て「私の知りたいことが書いている!」と思えるか? ・読み手の知りたいことに対して過不足はないか? ・読み手の知りたい順番に並んでいるか? ・全体の流れがスムーズか?つながっているか? |
4.見出し |
表現は検索ユーザーが知りたいことの答えになっているか ※わかりやすく、読んでみたいと思える表現になっているかも確認しましょう |
5.文章 |
・すべての文章は、読み手の知りたいことに紐付いているか? ・読み手が「そうそう、これが知りたかった!」と思えるか? |
6.まとめ文 |
まとめだけ読んでも「私の知りたいことが書かれている!」と思えるか? |
7.ブログ記事の説明文(検索結果のタイトル下に表示される文章) |
「私が知りたいことが書かれている!」と思えるか? |
こうしたポイントを押さえることが、ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツです。
コツ30.文章の流れをスムーズにする
分かりやすく、読みやすいブログにするため、文章の流れをスムーズにしましょう。
声に出しながら文章を読み上げ、以下に該当する箇所があれば編集します。
- 読みにくい
- 息継ぎができない
- 理解できない
- 長ったらしい文章になっている
- 必要性を感じない文章
- 前後の文章との繋がりが悪い
- 重複
- わかりにくい表現 など
声に出すと、黙読では気づけない読みにくさ、違和感に気づくことができます。
こうすることで文章の無駄を削ぎ落とし、読みやすくなります。
コツ31.分かりやすく、読みやすく、見やすい
読み手にとって、分かりやすく、読みやすく、見やすいブログ記事を作りましょう。
具体的にはこういう状態です。
分かりやすい |
・文章がわかりやすく、ポイントも把握しやすい状態 |
読みやすく |
・スムーズに読み進め「これって、どういうこと?」と考えさせることのない状態 |
見やすい |
・目に優しく、見るだけでポイントを理解できる状態。また、「見るからに文字だらけで、読むモチベーションが下がる」ということのないように配慮されている。 ※見出し、イラスト、画像、箇条書き、表、囲み、装飾を見るだけでポイントを把握できる など |
分かりやすく、読みやすく、見やすい状態をつくる
分かりやすく、読みやすく、見やすい状態をつくりましょう。そのためのポイントと効果的な質問をご紹介します。
下記にチェックポイントをご紹介します。
1.箇条書き |
・箇条書きにできる箇所はないか? |
2.表の活用 |
・表を使った方が分かりやすい箇所はないか? |
3.枠の活用 |
・枠を使った方が読みやすくなる箇所はないか? |
4.画像やイラスト |
・注意を引くために画像やイラストを使った方が良い箇所はないか? ・文章全体のメリハリを出すために、画像やイラストを使った方が良い箇所はないか? |
5.行間 |
・行間がないために読みにくい箇所はないか? ・行間を作ったほうが読みやすくなる箇所はないか? |
6.文章の行数 |
・PC表示で4行以上になっている箇所はないか? ・スマホ表示で6行以上になっている箇所はないか? |
7.文章全体 |
・文字だらけになり読みにくい箇所はないか? |
8.一文の長さ |
・一文に句点「、」が四つ以上入っていないか? ※4つ以上入っているのが悪いわけではありませんが、4つ以上入っている文章は、読みにくさを生むことが多くあります |
9.装飾 |
・注目してほしい箇所に装飾を使っているか ※色、下線、文字の大きさを変える など |
10.不要な文章 |
・重複した言葉や表現はないか? ・なくても困らない文章はないか? |
業界にもよりますが、近年はスマホでの閲覧が割合的に多いため、スマホ表示で「分かりやすく、読みやすく、見やすい」状態をつくりましょう。
それでもPCで読んでくださる方の存在も無視できません。ですのでスマホだけを意識して、「PCでは読みにくい」という事にならないように、両者のバランスを考えるのもポイントです。
コツ32.読み手が行動できるようにする
記事を読んだ方が具体的に悩み解決に向けて、最初の一歩を踏み出せる、具体的で分かりやすい情報を提供しましょう。
例えばこのような内容です。
- 悩み解決のために「具体的な行動」を取れる方法や手順
- 読み手に変化が起きる「新しい情報」「有益な情報」
- 読み手が悩みの原因に気づき、必要な行動を起こせる「原因と改善案」の共有 など
同時に記事を読んだ方が、「自分にもできるかもしれない、まだまだやれることがある、悩み解決できるかもしれない」と前向きな気持ちになるとベストです。
検索ユーザーは目的があって検索をしています。解決したい悩み、叶えたい何かがありますので、そこに向けて行動できるように情報提供していきましょう。
それがブログへの信頼、興味を高め、申込にもつながります。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「申込につながるポイントをつくる」
ビジネスブログ/集客できるブログの目的である「申込や売上」を増やす書き方として、以下についてご紹介します。
- 集客につながるポイントをつくる
- バナーやリンクを設置する
コツ33.悩み解決の有効手段として、自社商品を紐付ける
読み手の悩み解決のために、「自分の商品を解決策として提供できる」のであれば、それを伝えましょう。
ポイントはこちらです。
- 悩み解決の有効手段として自社商品を紹介する
- 悩み解決の有効手段として自社商品が提供できる解決策を紹介する
※どちらにしても、商品ページへのリンクなどを設置する
その際に、「なぜ、自分の商品は解決策として有効なのか?」根拠や理由を具体的にしましょう。
※詳しくは以下にまとめていますので、ご覧ください。
→ コツ9.自社商品が「読み手の悩みを解決できる」根拠・理由を明確にする
コツ34.バナーやリンクを設置する
記事を読んだ方が、スムーズにメルマガ登録やお問い合わせ、申し込みを実現できるようにしましょう。
あるいは、多くのユーザーの目に留まるように、バナーの設置位置を工夫することも大事です。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「公開」
コツ35.記事公開後に表示確認する(PC、スマホの両方で)
いよいよ記事公開です。公開後は念の為に、PCやスマホで表示確認をしましょう。
確認項目はこちらです。
- タイトル
- 画像やイラスト
- ページ内に崩れはないか
- バナーやリンクは設定できているか
- バナーやリンクのリンク先は合っているか
- 見やすく、読みやすく、わかりやすいか
- 記事の説明文の設定は合っているか
記事作成する人と、公開作業をする人が違う場合、人的ミスが起きることがありますので、大事なポイントです。
公開後に最終確認をすることで、ブログをもう一磨きするアイデアが浮かび、より磨き上げることができます。
ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「まとめ」
この記事では、ビジネスブログ/集客できるブログを書くコツとして、以下についてご紹介してきました。
- 「読まれて、集客できるブログの考え方」
- 「もっとも重要な検索キーワード探し」
- 「ブログ作成の流れ6ステップ」
- 「仮タイトル・目次の作成」
- 「文章作成の基本」
- 「初稿の作成」
- 「編集する・仕上げる」
- 「申込につながるポイントをつくる」
- 「公開」
これらの内容が、少しでもあなたの悩みを解決し、ブログ運営の力になり、ビジネスの集客に役立てば嬉しく思います。
SEO対策でお困りの事業者様/ご担当者様へ
もしも、SEO対策やHP集客でお悩みでしたら、無料相談をしてみませんか?
無料相談は、SEO対策における本当の問題を明確にして、「どうしたら検索順位が上がるのか?/申込みや売上を増やせるのか?」を明確にするもので、以下のような悩みをお持ちの方がご相談されています。
- HPからのお問合せや申込みがない/少ない
- プロにお願いしたけれど集客できていない
- 新規申込みや売上が激減した。でも何をしていいか分からない
- アクセスやあるのに申込みや売上が少ない
- 広告費を下げるためSEO対策に力を入れたい
- 自力で頑張ってきたけど集客できていない
- HPから集客できるようにしたい など
アドバイザー プロフィール
SEOコンサルティング「ヒカル」代表 KEN 大類
SEO/WEB集客歴14年・営業経験7年のWEB集客ディレクター。元々、「中小企業のSEO/Web集客責任者」であり「オウンドメディア編集長」として11年間を過ごし、その後に起業。
中小企業のシビアな売上事情と数多くの失敗とリカバリーに向き合った経験から「HPにアクセスを増やすだけではなく、売上や利益を増やすSEO対策/Webマーケティング」が得意になる。
事例の一つとして、赤字のSEOメディアの年間売上を「マイナス600万 → 1億円」にするなど、大小含め多くの改善実績を持つ。現在は「SEOのセカンドオピニオン」として活動中。