【初心者向け】ブログの書き方24のコツ「上位表示して、アクセスと申込を増やす」今からできる書き方
この記事はこのような方に向けて書きました。
- ブログ初心者で「これから頑張っていこう」と思っている方
- ブログを「初めて間もない」初心者の方
- ブログを頑張っているけど「アクセスや申込」が増えない方
次のことについて学べます。
- ブログの書き方「24のコツ」
- 今から使える「成果が出る」ブログの書き方
- 上位表示して「アクセスや申込を増やす」ブログを書くコツ
ブログ記事を書く目的が、SEO(Googleの検索結果に表示される)であっても、そうでなくても役立つ内容にしています。長い記事ですので、ブックマークしてからお使いください。
こんにちは!SEOコンサルティング「ヒカル」の代表をしているケンです。SEO対策・Web集客の専門家で、小さな会社や個人経営者さんの集客をお手伝いしています。またビジネスコーチでもあります。
この記事は、あなたの悩み解消、目標達成に役立てばと思い書きました。少しでもお役に立てば幸いです。
ブログの書き方 コツ1〜3「読まれるブログの考え方」
この章では、ブログを書くコツでもっとも大事な「考え方」をご共有します。
大切な考え方を知らずに「書き方のテクニック」を学んでも小手先の文章になり、結果的に下記のようなブログ記事になってしまいます。実はこういうケースは少なくありません。
- 上位表示しない
- アクセスが集まらない
- 申込につながらない
- 読まれない
- わかりにくく、読みにくい
- あっという間にページを閉じられる
一方で考え方を知ることで、下記のように「読み手」と「書き手」にとってメリットのあるブログ記事を書くことができます。
- 読み手が知りたいことを「分かりやすく、読みやすく、見やすく」書かれているブログ記事
- あなたがブログを書く目的である「上位表示して、アクセスや申込みを増やす」ブログ記事
コツ1.読み手が知りたいことを伝える
ブログを書くコツは、「読み手の知りたいことを伝える」です。
読み手がブログを読む理由、検索する理由は「知りたいことがある」からです。それを満たすからこそ、「読まれるブログ記事」「上位表示して、アクセスや申込を増やせるブログ記事」になります。
さらに大事なことは「なぜ、その情報を知りたいのか?」です。その答えはこちらです。
- 解決したい「悩みや問題」がある
- 達成したい「目標」、叶えたい「願望」、満たしたい「感情」がある
※この先は「読み手の悩み」という表現で進めていきます。
つまりブログを書くコツは「読み手の知りたいこと」を伝えながら、「悩み解決」に役立つ情報提供をすること。それが「読まれるブログ」「上位表示して、アクセスや申込を増やすブログ」です。
※読み手が知りたいことって何?ということですが、検索キーワードを例に上げるとイメージできますので、次の章でご紹介します。
注意点は無意識に自分の書きたいことを書くことです。読み手は興味を持てず、すぐにページを閉じてしまいます。
「相手のためにという想いが強い方」「相手目線に慣れていない方」は陥りがちです。徹底して「読み手のため」にブログを書くのがポイントです。
迷ったら「読み手の知りたいこと」を振り返る
ブログ初心者ほど、ブログを書いている最中に「何を書くか?」「どのように書くか?」と迷いがちです。ここでも「読み手が知りたいことを伝える」という書き方のコツが役立ちます。
こんな時は、以下のように考えましょう。
- 「読み手は何を知りたいのか?」
- 「読み手の知りたい情報を提供できているか?」
- 「どうしたら読み手にとって分かりやすく、読みやすく、見やすくなるか?」
- 「今の文章は読み手に何が伝わるか?」
「何を書くか?」「どのように書くか?」に迷ったら、徹底して「読み手の知りたいこと」に立ち戻るのがポイントです。
コツ2.悩みの解決策を提供する
悩みの解決策を提供することは、「読まれるブログ」「上位表示して、アクセスや申込を増やすブログ」を書くコツです。
ブログを読んだ方が悩みの解決に向け、具体的な行動ができるようにしましょう。
悩みの解決策の例はこちらです。
- 悩み解決のために「具体的な行動」を取れる方法や手順
- 読み手に変化が起きる「新しい情報」「有益な情報」
- 読み手が悩みの原因に気づき、必要な行動を起こせる「原因と改善案」の共有 など
ここまで情報提供することが、読まれる上に、上位表示して、アクセスや申込を増やせるブログを書くコツです。
コツ3.ブログの書き方には「基本のステップ」がある
ブログの書き方には「基本のステップ(流れ)」があります。
下記ステップ通りに進めることが、スムーズにブログ記事を書くコツです。
【ブログの書き方・基本のステップ】
ステップ1.検索キーワード/記事テーマを決める |
Googleの検索結果からアクセスを増やすなら「検索キーワード」。そうでない場合は「ブログの記事テーマ」を決めます。 これを決めると下記が明確になります。 ・何を書くか? ・どのように書くか? ・どういう構成で書くか? ・何を、どのようにリサーチするか? など 初心者の方ほど、この段階を疎かにしているため「読まれない記事」「アクセスや申込が増えない記事」になっています。まずは「検索キーワード/記事テーマ」を決めましょう。 |
ステップ2.リサーチ |
リサーチでは下記について情報収集します。 ・読み手は何を知りたいか? ・読み手は何に悩み、困っているか? ・読み手が望んでいる成果、満たしたい感情は何か? ・ライバルはどんな情報を提供しているか? ・検索結果で1ページ目の記事はどんな「どんな情報提供をしているか?」 など リサーチするほど、読み手を理解し、より良い情報提供のために何が必要かが分かります。そこで「ステップ3.目次(構成案・アウトライン)の作成」に進むことができます。 |
ステップ3.目次(構成案・アウトライン)の作成 |
読み手の知りたいことを伝え、悩みの解決策を提供するために「何を、どんな順番で、伝えるか?」を決めましょう。書籍でいうところの「目次作成」です。 リサーチ内容から「何を伝えるか?」をピックアップし、大見出し、中見出しを決めます。さらにそれぞれの見出しの中で、どんな文章を書くのかまで、大まかに決めていきます。 ※目次に関して詳しくはこちらをご覧ください。 → コツ11.目次の型を知る |
ステップ4.初稿作成 |
作成した目次に合わせて、文章を書き進めます。 初稿を書くコツは一気に文章を書き上げ、いったん形にすることです。人によりますが、一流のライターには「初稿では文章の完成度、誤字脱字は気にせずに書く」という方も少なくありません。 なぜなら「初稿から完成度の高い記事を書く」よりも、いったん形にした文章を編集する方が、「短い時間で、より完成度の高い記事」を作成しやすいからです。 |
ステップ5.編集 |
初稿で形にした文章を完成に向けて仕上げます。 このステップは何度も加筆・修正を繰り返しながら行います。目指すのは、読み手にとって「分かりやすく、読みやすく、見やすい文章」です。無意識に自分の書きたいことを書いてしまわないように気をつけましょう。 ブログを書くコツが身につくと、少ない修正で完成度を高められるようになります。 |
ステップ6.公開 |
いよいよ記事公開です。PCやスマホで表示確認をした上で公開しましょう。 |
11年以上、自分でもブログ記事を書きながら、多くのライターさんとパートナーシップを組み、様々なキーワードで記事を書いてきました。
また一流のコンサルタントに直接学び続けた経験からも、ブログを書くコツは「基本のステップ(流れ)」を押さえることだと痛感しています。
ブログの書き方 コツ4「検索キーワード/記事テーマを決める」
この章ではブログ作成でもっとも重要な「検索キーワード/記事テーマ」についてです。
Googleの検索結果からアクセスを増やすなら「検索キーワード」。そうでない場合は「ブログの記事テーマ」を決めます。
これを決めると下記が明確になります。
- 何を書くか?
- どのように書くか?
- どういう構成で書くか?
- 何を、どのようにリサーチするか? など
初心者の方ほど、この段階を疎かにしているため「読まれない記事」「アクセスや申込が増えない記事」になっています。まずは「検索キーワード/記事テーマ」を決めましょう。
※まずは「検索キーワード」についてお話します。すると記事テーマ決めについてもイメージしやすくなるためです。
コツ4-1.検索キーワードとは、人が悩み解決のために「Googleに対して行う質問」
検索キーワードとは、人が何かを調べるとき「Google検索で入力するキーワード」ですが、本質はこちらです。
「人が悩み解決や目標達成のために、Googleに対して行う質問」
ですのでブログに書く内容は、必然的に「質問に対する答え」になるのです。
検索ユーザーの知りたいことを、専門用語では「検索意図」や「ユーザーニーズ」と呼びます。また次のような言葉を覚えると良いかもしれません。
検索キーワードは料理に例えると「注文」のこと
検索キーワードとは料理に例えれば「注文」です。ブログは注文を受けて提供する「料理」となります。
ですので当たり前ですが、下記のように注文に応えることが大事です。
- カルボナーラの注文に対して、カルボナーラを提供する
- ハンバーグの注文に対して、ハンバーグを提供する
しかし初心者ほど注文通りではなく、下記のように別の料理を出しがちです。
- カルボナーラの注文に、焼きそばを提供する
- ハンバーグの注文に、ステーキを提供する
すると読み手は、この記事を読んでも「自分の知りたいことは知ることができない」「悩みの解決には役立たない」と判断し、ページを閉じてしまいます。
これは無意識に書きたいことを書くことで起こります。
つまりブログを書くコツは、「お客様から受けた料理の注文を正確に理解して、注文通りの料理を提供すること」です。
コツ4-2.検索キーワードの決め方(探し方)
検索キーワードを決める(探す)方法は4ステップで行います。
【検索キーワードを決める(探す)4つのステップ】
ステップ1.検索キーワードのピックアップ |
商品名や業界特有のキーワード、自社や競合サイトに掲載されているキーワード、お客様の声に出てくるキーワードなどをピックアップします。 しっかりと検索キーワードをピックアップするほど、「ステップ2.関連キーワードの取得(ツールを活用)」を通して、ステップ1では気づけない「有効な検索キーワード候補」を取得しやすくなります。 |
ステップ2.関連キーワードの取得(ツールを活用) |
ツールを使い「ステップ1でピックアップした検索キーワード」に関連している(似ている)キーワードを抽出します。 抽出したキーワードの中に「アクセスや申込を増やせる」有力なキーワードを見つけることができます。 |
ステップ3.キーワードの分類(必要・不要の仕分け) |
ステップ2で抽出した関連キーワードには、不要なキーワードも混ざってきます。ですので必要なキーワード、不要なキーワードに分類しましょう。 |
ステップ4.優先順位付け |
優先順位を明確にして、どの検索キーワードからブログ記事を作成するかを決めましょう。 |
※検索キーワードの決め方に関してはこちらをご覧ください(ビジネス集客を例にあげています)
→ ビジネスブログ/集客できるブログ 書き方のコツ「もっとも重要な検索キーワード探し」
コツ4-3.記事テーマを決める
記事テーマの決め方は、検索キーワードの決め方を踏まえるとイメージできます。
まずは読み手の悩みや知りたいことについて考えてみましょう。
【読み手の悩みを想像する】
- 読み手が解決したい「悩みや問題」は何か?
- 読み手が達成したい「目標」、叶えたい「願望」、満たしたい「感情」は何か?
【読み手の知りたいことを想像する】
- どんな媒体で情報収集しているか?(Google検索、SNS、You Tube、Q&Aサイト、アプリなど)
- どんな検索キーワードで情報収集しているか?
- どんなタグで検索して情報収集しているか? など
その上で読み手になりきり、同じように情報収集してみましょう。慣れるほど、読み手が知りたいことを理解できるようになっていきます。
あとは、読み手が知りたいことを満たす内容をブログ記事で伝えましょう。
初心者が読み手への理解を深める場合の注意点は、対象者が「自分の商品・サービスに興味を持っている方」「興味を持つ可能性が高い方」からズレないようにすることです。
ブログの書き方 コツ5「目次作成の準備」
目次作成の準備を進めましょう。目次とは別の表現をすると「構成案やアウトライン、骨子」のことです。
目次作成はブログを書くコツの中でもかなり重要ですが、そのための準備はもっと大事です。もしも疎かにすると「分かりにくく、読みにくく、見にくい」文章になり、結果的に「上位表示も、アクセスや申込にもつながらない」ブログ記事になります。
この章では目次作成の準備として、以下についてご紹介します。
- 読み手が知りたいことをリサーチする
- ブログを届けたい相手(ペルソナ)を決める
- どんな情報を提供するか決める
- ブログ記事のゴールを決める
コツ5-1.読み手が知りたいことをリサーチする
「読み手が何を知りたいのか?」をリサーチしましょう。徹底してリサーチすることで、相手が求める情報提供をできます。
検索結果の1ページ目に出てくる全てのページを読み、下記2つの視点でリサーチします。
- 読み手は何を知りたいと思っているか?
- 検索結果の1ページ目・3位以内のページは、誰に向けた文章になっているか?
記事を確認するときのポイントはこちらです。
タイトル |
・何を伝えようとしているか?を把握できます |
説明文 |
・検索結果のタイトル下に表示される文章です。記事でどんな情報提供をしているか、タイトルよりも詳しく書いています |
記事の導入文 |
・Webページのタイトル下に書かれている文章です。記事全体を通して、何を伝えようとしているのかが分かります |
目次 |
・目次には大見出し、中見出しが表示され、ページの全体像が把握できます。もしも目次がない場合は、上から下まで見ていき、大見出し・中見出しを見ていきましょう |
文章 |
・文章全体や画像、イラストを確認して、どんな情報提供をしているかを確認しましょう |
まとめ |
・ページを通して何を伝えてきたかが分かります |
こうすることで、ライバルが「読み手は何を知りたいと思っているのか?」を把握でき、読み手をより深く理解できます。さらに自分では気づけない角度から「気づけること」がたくさんあります。
また検索結果をリサーチする前に、自分の頭で「読み手は何を知りたいのか?」「なぜ、このキーワードで検索したのか?」を考えると、読み手を理解する力が高まるためおすすめです。
補足:リサーチが8割
リサーチの徹底もブログ記事を書くコツです。「リサーチが8割」と言えるほどです。
上記でリサーチの話をしましたが、リサーチ力を高めブログ記事作成に活かすなら、下記視点も加えましょう。
- 読み手にとってわかりやすい表現はないか?
- このページの良い部分は何か?
- このページが1ページ目に表示される理由は何か?
- このページが上位表示(3位以内)している理由は何か?
- このページが1位になっている理由は何か?
- このページが上位表示、もしくは1位でない理由は何か?
- 何を改善するとより良くなるか?
また検索結果だけではなく「SNS」や「Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイト」でのリサーチもおすすめです。
コツ5-2.ブログを届けたい相手(ペルソナ)を決める
誰に向けてブログ記事を書くのかを決めましょう。相手を思い浮かべるからこそ、相手目線でブログ記事を書けます。その結果として、読まれるブログを書くことができるのです。
ポイントは誰か一人に向けて書くこと。この一人を「ペルソナ」と呼びます。
ペルソナ設定の手順を見ていきましょう。
- ステップ1.想像する
- ステップ2.リサーチする
- ステップ3.届けたい相手を決める
- ステップ4.届けたい相手を具体的にする
例として、Googleで「コーチング 副業」というキーワードで検索した場合を挙げます。
【ブログを届けたい相手(ペルソナ)を決める4つのステップ】
ステップ1.想像する |
「このキーワードで検索する方は、どのような人だろうか?」「何がきっかけで検索をしているのか?」と考え、箇条書きにしましょう。正解不正解を考えずに、お客様目線で出すのがポイントです。 「コーチング 副業」というキーワードで検索している方の例はこちらです。 ・副業でコーチングを始めたい方/ 検討している方 ・コーチングで副業するって、実際にはどうなの?と情報を知りたい方 ・副業コーチングの事例を知りたい方 など |
ステップ2.リサーチする |
「コツ5-1.読み手が知りたいことをリサーチする」でリサーチした内容を改めて振り返りましょう。 |
ステップ3.ブログを届けたい相手(ペルソナ)を決める |
ステップ1.2の内容を振り返り、ブログを届けたい相手を一人に決めましょう。 この時に考えたいポイントはこちらです。 ・どんな方が検索しているか?を箇条書きにする ・箇条書きの中から「こういう方って多いよね」という方を一人選ぶ 「コーチング 副業」を例に上げるとこうなります。 ・これから副業でコーチングを始める方(検討中の方も含める) |
ステップ4.ブログを届けたい相手をより具体的にする |
ブログを届けたい「たった一人のお客様」を決めたら、より具体的にしていきましょう。 年齢や性別、家族構成、年収など、いくつかの項目を明確にすることで、届けたい相手のイメージがより具体的になり、読まれるブログを書きやすくなります。 具体的にしたい項目はこちらです。 ・名前 ・性別 ・年齢 ・住所 ・職業 ・家族構成 ・所得 ・学歴 ・生活スタイル ・情報源 ・情報収集の方法 ・悩み ・願望 ・大切にしている価値観 ・検索したきっかけ |
人によっては、届けたい相手を具体的にしすぎると「それ以外の方には読まれない文章になるのでは?」と、不安を感じるかもしれませんがご安心ください。
たった一人の方に向けてブログを書いても別の方に読んでもらえます。なぜなら同じキーワードで検索しているため「知りたいと思っている情報」が共通しているからです。
※ブログを届けたい相手(ペルソナ)の決め方に関して、詳しくはこちらをご覧ください
→ コツ7.ブログを届けたい相手(ペルソナ)を決める
コツ5-3.どんな情報を提供するか決める
上記までのリサーチ、ペルソナ設定を踏まえて、ブログ記事でどんな情報を提供するか決めましょう。
以下の視点を交えて考えます。
- 検索ユーザーがこれだけは知りたいと思っていることは何か?(複数可)
- 検索結果1ページ目の上位3記事が伝えていることは何か?
- 検索結果1ページ目の上位3記事を含む多くのページに共通した内容は何か?
- 上記①〜③にはないけれど、読み手が求めている情報は他にないか?
こうすることで、「読み手は何を知りたいのか」「ブログでどんな情報提供するか」がより明確になります。
コツ5-4.ブログ記事のゴールを決める
「何のためにブログを書くのか?」というブログ記事のゴールを決めるのは、ブログ記事を書く大事なコツです。
ゴールが明確だからこそ、何を書くか、どのように書くかが決まり、ブログ記事の完成度が変わります。
まずは2種類のゴールを決めましょう。
- 読み手視点のゴール
・どんな情報を提供するか?(読み手の知りたいこと、悩みの解決策など)
・ブログを読んだ後、読み手に「どんな感情」になり、「どのような行動」をとって欲しいか? - 提供者の視点
・ビジネスにつながる「どんな行動」をとってほしいか?(メルマガ登録、商品申込など)
・ライバルの記事とどのように差別化するか?
ゴールを決めずにブログ記事を書くと、下記の状態に陥りがちです。
- 無意識に自分の書きたいことを書いてしまう
- 読み手の知りたいことからズレる
- 悩みの解決策を伝えず、読み手が行動できない
- 申込につながらない
- ライバルのブログ記事の方が魅力的
これだと読まれないだけでなく、上位表示も、アクセスや申込を増やすこともできません。書いた記事が成果を出せるように「ブログ記事のゴールを決める」ことが大事です。
またゴールを決める前に「リサーチ、ペルソナ設定、どんな情報を提供するか」を考えるのが大事です。これがないとゴール設定が曖昧になってしまいます。
ブログの書き方 コツ6「仮タイトルと目次を作成する」
ブログ記事の仮タイトルと目次作成を進めましょう。目次とは別の表現をすると「構成案やアウトライン、骨子」のことです。
ポイントを押さえた目次作成は、ブログを書くコツの中でもかなり重要です。ご紹介する以下の内容を一つ一つ丁寧に進めましょう。
- 仮タイトルの作成
- 目次を作成する
- 申込につながるポイントをつくる
- 一晩寝かせて修正する
コツ6-1.仮タイトルの作成
仮タイトルを作成しましょう。記事完成後に最終調整をしますので、この段階では仮タイトルで大丈夫です。
仮タイトル作成は3ステップで行います。
【仮タイトルの作成3ステップ】
ステップ1.タイトルに必要なポイントをピックアップ |
タイトル作成のコツは、読み手がタイトルを見た時に、以下のように思えるようにすることです。 ・誰に向けたブログかがわかる → これは私のために書かれた記事だ ・検索意図について書かれている → 私の知りたいことが書かれている ・記事を読むと、どんな良いことがあるのかが分かる → 記事を読むと◯◯を解決できる/◯◯に役立つ |
ステップ2.ポイントをつなげて仮タイトルを作成 |
ステップ1でピックアップした内容をつなげて仮タイトルを作成します。この時、文章の中に検索キーワードを入れましょう。 「コーチング 副業」検索を例に上げるとこうなります。 ↓ 「コーチングで副業をしたい方へ。副業コーチングで稼げる人○つの特徴、スタートするために必要なこと、メリット、デメリット」 ただ、これではタイトルが長すぎますよね。最終的には32文字に以内にするのが基本です。でも仮タイトルですので、40文字くらいになっても大丈夫です。 タイトルを32文字にする理由は、タイトルが長すぎると、検索結果に表示されたとき、タイトルが途中で見切れてしまうからです。もちろん、あえて32文字以上にすることもあります。 |
ステップ3.文章をコンパクトにして仮タイトルを完成させる |
ステップ2で作成した文章をコンパクトにしましょう。 確実に押さえたいポイントはこちらです。 ・検索キーワードを含める ・自然な文章(不自然ではない) ・記事を読むメリットが分かる(読むと、どんな良いことがあるか) それではステップ2の例文をコンパクトにしてみましょう。 ↓ 「コーチングで副業をしたい方へ。副業コーチングで稼げる人○つの特徴と全体像」 このように編集してコンパクトな仮タイトルにします。 |
コツ6-2.目次を作成する
いよいよ目次の作成です。下記ステップで作成します。
イメージしやすいように検索キーワードを決めたブログを例に挙げます。
※目次には大まかに3種類の型があります。まだご存知でない場合は先にこちらをご覧ください。
→ コツ11.目次の型を知る
【目次作成のステップ】
ステップ1.「何を伝えるのか?」を決める |
ブログ記事で「何を伝えるか?」を明確にしましょう。ここで決めた内容が「目次の大見出し」になります。 読み手が知りたいことの中で「特に大事なこと」を明確にします。ポイントは、読み手の欲求を満たすために「これだけは必要」という内容を明確にすることです。 検索キーワードによって、1つのこともあれば、2つ3つのこともあります。 |
ステップ2.大見出しの順番を決める |
ステップ1で「何を伝えるか?(大見出し)」を明確にしたら、どんな順番で伝えるかを決めます。 読み手の知りたいであろう順番に並べるのがポイントです。こうすることで大見出しの順番が決まります。 |
ステップ3.中見出しの内容を決める |
大見出しと順番を決めたら、中見出しを決めましょう。 例えば、大見出しが「読みやすいブログを書く5つの方法」だとしたら、中見出しには「5つの方法」を設定します。 例をご紹介します。 (大見出し):読みやすいブログを書く5つの方法 このようにステップ1で決めた大見出しすべてに、中見出しを設定します。 ポイントは、「大見出しの内容を伝えるためにどんな要素が必要か?」と考えることです。また大見出しと中見出しの内容が同じ場合は、中見出しを設定しなくても大丈夫です。 |
ステップ4.中見出しの順番を決める |
ステップ3で決めた中見出しの順番を整えましょう。「読み手にとって読みやすく、理解しやすい順番」を考えます。 |
ステップ5.大見出し、中見出しの「内容・表現」を整える |
大見出し、中見出しの内容・表現を整えましょう。 整える時のポイントはこちらです。 ・読み手が知りたい内容になっているか? ・自分の書きたいことになっていないか? ・分かりやすいか? ・見出しを見るだけで読み進めたくなるか? ・悩みの解決策を提供できているか? 見出しは長くなりすぎず、短い言葉で表現できるとベストです。 |
コツ6-3.申込につながるポイントをつくる
ブログを読んだ方が「どのように申込につながるのか?」ということを考えて、目次の中にポイントを作りましょう。
例えばブログを書く目的が売上のために「メルマガ登録を増やす」ことでしたら、下記のように考えます。
- メルマガ登録のリンクやバナーをどこに設置すると効果的か?
- どのようにメルマガ登録したくなってもらうか?
初心者の方は、ブログを書くことに精一杯で「申込につなげる工夫」ができていないケースが少なくありません。
この場合はブログが数万、数十万アクセスまで育っても、思うように申込が入らないケースもあります。目次作成の段階から工夫を始めましょう。
コツ6-4.一晩寝かせて修正する
目次の完成度を高めるために一晩寝かせてから確認、修正をしましょう。
こうする理由はこちらです。
- 作成した目次は後から見返すと「完成度が低い」
- 一晩寝かすことで「完成度を高めやすい」
一晩寝かすことで完成度を高めやすい理由は、「脳がリセットされ、思考がクリアになり、客観的な視点を持つことができる」からです。
もしも時間がないときは、数時間はあけたいところです。
目次の修正「9つのチェックポイント」
目次の修正は「読み手目線」で行うことです。
そこに役立つのが下記チェックポイントです。
【目次修正9つのチェックポイント】
- 読み手の知りたい情報を提供できているか?
- 読み手の知りたい順番に並んでいるか?
- 提供する情報にズレ、不足、無駄がないか?
- 自分本位な内容になっていないか?
- 悩みの解決策を提供できているか?
- 申込につながるポイント工夫はできているか?
- 全体の流れはスムーズか?
- 見出しを見ただけで、注意を引けるか/読み進めたくなるか?
- 読み手目線の言葉を使っているか?
ブログ記事の完成度を高める「一晩置いた修正」は、とても大事なブログを書くコツです。ブログを書く際のルーティンとして取り入れるのがおすすめです。
ブログの書き方 コツ7〜16「基本を押さえた文章作成」
ブログの文章作成の基本として以下をご紹介します。
- 書き始める前に、大見出し/中見出しで「何を伝えるか?」を決める
- 書くことと「考える・リサーチ・編集」を分ける
- 悩んだら立ち止まる
- 小学校5年生でも理解できるように書く
- 一文を短くする
- 結論から書く
- 文章構成「PREP法、SDS法」を使う
- 書き過ぎない
- 一記事一テーマ、一見出し一テーマ、一文一意
- 基本を徹底する
基本を実践するメリットはこちらです。
- 読み手にとって見やすく、読みやすく、分かりやすい文章になる
- 記事の作成スピードが上がる
- 編集(修正)スピードが上がる/楽になる
それでは具体的に見ていきましょう。
コツ7.書き始める前に、大見出し/中見出しで「何を伝えるか?」を決める
ブログ記事を書き始める前に、それぞれの大見出し、中見出しで「何を伝えるか?」を決めましょう。ブログを書くコツの中でもかなり重要です。
なぜなら決めずに書きはじめると、「何を書くか?」を考えながら、書くことになります。
この場合のデメリットはこちらです。
- 考えながら書くと、文章作成に時間がかかる(人によっては2倍、3倍の時間がかかります)
- 記事のクオリティが下がる(初心者ほど悩みながら書き、読み手の知りたいことからズレるため)
ではどうしたらいいのか?ということですが、大事なのは下記を明確にすることです。
- 何を伝えるか?(主張・結論)
- なぜ、それが大事なのか?(主張に対する根拠・理由・メリットなど)
- 具体例/具体的な方法やポイント
私の場合、文章作成の前に「大見出し・中見出しの中で何を書くか?」を決めるようになってから、書くスピードが上がり、完成までの時間・修正回数が減りました。
特に良かったのは、迷いながら書くことがなくなり、「書く」ストレスが大幅に減ったことです。これを伝えたライターさんは揃って文章作成スピードが上がりました。
コツ8.書くことと「考える・リサーチ・編集」を分ける
書くことと、「考える・リサーチする・編集する」ことは分けましょう。
具体的にはこちらです。
- 書く時は書くことに集中し、それ以外のことはしない
- 考える時は、リサーチしたいのか?思考を整理したいのか?を明確にした上で行う
- リサーチする時はリサーチのみを行う
- 編集は初稿を書き終えてから行う
しかし初心者の時ほど、ブログを書く時に下記を行いがちです。
- 考えながら書く
- リサーチしながら書く
- 編集しながら書く
この行動が驚くほど、下記進めるスピードを下げ、ブログ記事のクオリティを下げます。
ですので、「書くときは一気に書く、考えるときは考える、リサーチするときはリサーチする、編集するときは編集に徹する」というように分けることが大事です。
ブログの上級者になると、最も集中力の高い朝にブログ記事を書き、脳が疲れていている夜や隙間時間にリサーチするなど、時間の使い方を工夫しています。
コツ9.悩んだら立ち止まる
ブログを書いている最中に、もしも悩んだら一旦立ち止まりましょう。
よくある悩みの例はこちらです。
- 何を書いたらいいの?
- どのように書いたらいいの?
- どうしたら分かりやすい文章を書けるの? など
こういう時は、悩みの原因を解消するとスムーズにブログを書けるようになります。
悩みながら書いても時間だけが過ぎていき、頑張りが無駄になりがちです。こういう時、まずは立ち止まりましょう。そして悩みの原因を解決しましょう。
コツ10.小学校5年生でも理解できるように書く
小学校5年生でも理解できるような文章を書きましょう。これはブログの書き方だけではなく、セールスライティング、Webライティングの世界でも言われていることです。
特にブログ記事は、読むことにストレスを感じた途端にページを閉じられてしまいます。
大事なことは読み手目線になり、以下を意識することです。
- 見やすいか?
- 読みやすいか
- 理解しやすいか?
- どう伝わっているか?
- 読む気になれるか?
- どういう心理状態になるか?
コツ11.一文を短くする
できるだけ一文を短くしましょう。
短ければいいというものではありませんが、一文を短くすることで、分かりやすい、読みやすい、見やすいブログを書くことができます。
一文を短くするコツは色々ありますが、簡単な方法をご紹介します。
- 一文の句点は「3つまで」を基本にする。※どんなに多くても4つまで
- 言葉の重複を削除する
- なくても良い文章は削除する
コツ12.結論から書く
ブログ記事は結論から書きましょう。
読み手が知りたいのは結論です。自分が知りたいことに対する「答え」を「いち早く」知りたいと思っています。ですので「答え(結論)」をストレートに情報提供します。
もしも結論を伝えずに冗長(長ったらしい)な文章を書いていると、読み手はストレスを感じページを閉じてしまいます。
コツ13.文章構成「PREP法、SDS法」を使う
文章構成の型を知っているとブログ記事をかきやすくなります。
そこで2種類の文章構成「SDS法」「PREP法」をご紹介します。どちらも結論から書く文章構成でWebの文章作成に向いています。
SDS法
S(Summary):概要や要点 | まずは、「~についてお伝えします」と概要や要点を伝える ※〜とは |
D(Details):詳細 | 次に、概要や要点について、具体的な内容を伝える ※詳しく説明すると |
S(Summary):概要や要点 | 最後に、「~についてお伝えしました」と全体をまとめる ※つまり〜とは |
PREP法
P(Point):結論 | まずは結論を書きます ※結論から述べると〜 |
R(Reason) :理由 | 次に「なぜ、その結論なのか?」理由を伝える ※〜と言える理由は |
E(Example):具体例、事例 | 次に、理由を裏付ける根拠・理由、証拠、事例を挙げる ※具体的な例を挙げると〜 |
P(Point):結論を繰り返す | 最後に、結論を繰り返し伝え、全体をまとめる ※以上のことから言えることは〜 |
こうした2種類の文章構成を使うことで、分かりやすく、読みやすく、見やすく、説得力のある文章を書けるようになります。
コツ14.書き過ぎない
書き過ぎないように注意しましょう。
「必要なことを過不足なく伝える」ことがブログを書くコツです。
しかし下記理由から、必要以上に文章が多くなったり、冗長(長ったらしい)な文章になったりしがちです。
- 想いが強く、いろいろ伝えたくなる
- 自分の文章に自信が持てず、情報を詰め込む
- 気づかずに重複した文章を繰り返す
- 書いた文章を読み返す習慣がない/読み返す回数が少ない
- 長い記事を書かないとGoogleの検索結果に選ばれないと思っている
そんな時は以下を意識するのがおすすめです。
- この文章は本当に必要か?
- この文章は読み手の知りたいことか?/ズレはないか?
- コンパクトな一文にするとしたら?
- 想いあまって書き過ぎていないか?
- 自分の書きたいことを書いていないか?
- 不要な文章、重複した言葉はないか?
これにより書き過ぎず、短い文章で、必要なことを伝えられるようになります。
経験を積むほど、書き過ぎず、必要なことを分かりやすく伝えられるようになります。お互いに頑張っていきましょう。
コツ15.一記事一テーマ、一見出し一テーマ、一文一意
「一つの記事で伝えることは1テーマ、一つの見出し内で伝えるのも一テーマ、一つの文章で伝えることも一テーマ」
これを徹底しましょう
もしも一文の中に複数のテーマを書くと、文章は複雑になり、読み手が理解しにくくなり、ストレスを感じます。その結果ページを閉じてしまいます。
とはいえ、ときに一見出しの中で、複数のテーマについて触れる必要もありますよね。そんなときは、中見出しを増やすか、小見出しを作って、一見出し一テーマを実践しましょう。とても読みやすくなりますよ。
コツ16.基本を徹底する
基本を押さえると、ブログの完成度は高まります。その結果、分かりやすく、読みやすく、見やすいブログを書けるようになります。
また、下記理由から時間短縮になります。
- ブログを書く時間を短縮できる
- ブログの編集(修正)時間を大幅に短縮できる
基本の徹底が、ブログを書くコツであり、書く力を高めるポイントです。
ブログ作成に時間がかかる原因は、基本からずれていることがほとんどです。どれだけ頑張っても、基本を押さえないと大変で、成果を出しにくいだけでなく、不要な試行錯誤に時間を使ってしまいます。
とはいえ、慣れていないと大変なんですよね。一歩ずつ、基本を身に着けていきましょう。
ブログの書き方 コツ17「初稿の作成」
ここでは初稿の作成についてご紹介します。
目次作成後、第一回目の文章作成を「初稿」と言います。
それで具体的に見ていきましょう。
コツ17-1.まずは文章を形にする
まずは文章を形にしましょう。
初稿は一気に書ききるのがポイントです。一度、文章を形にすると、編集(修正)をしやすくなるからです。もちろん人により違いはありますが、慣れないうちはとても有効です。
もし初稿が以下のような状態でも、そのままどんどん書き続けます。
- 完成度が低い
- 誤字脱字や重複がある
- 長ったらしい文章になっている
- 分かりにくい、読みにくい、見にくい
- 使う言葉が難しい
私の場合、書くことが苦手だったため、一記事に250時間もかかっていました。社内の仲間には、15時間〜20時間で書いている人もいましたので、どれだけ苦手かがイメージできますよね。
しかし目次作成を徹底することで、書く時間は200時間に減り、初稿を一気に書き上げるようになってから、150時間になりました。最終的には30〜40時間になり、今でも進化しています。
これは私だけの話ではなく、関わるライターさんにも共通しています。それくらい基本の徹底には価値があります。
コツ17-2.目次(構成案)から脱線しない
初稿をつくるときは、徹底して目次に沿って書きましょう。大見出し、中見出しに合った文章を書き進めます。これも大事なブログを書くコツです。
なぜなら目次は、下記2点を実現する設計図だからです。
- 読み手の知りたい情報を提供する
- 解決策を提供する
- 申込につなげる
ですので脱線せずに、目次に沿って書き進めましょう。
ブログを書きなれていないと、無意識に目次から脱線しがちです。また、目次に沿って書いていたはずが、伝えたい想いが高まったり、悩みながら書いたりしていたら、脱線していた……ということも。でも多くの方が通る道ですので、ご安心ください。
大事なのは以下を意識して書くことです。
- 目次に沿って書いているか?
- ユーザーの知りたいことからズレていないか?
ブログの書き方 コツ18〜23「編集する/仕上げる」
書き上げた初稿を「読み手にとって見やすく、読みやすく、分かりやすく、ストレスのない」文章に編集します。
そのために以下を行いましょう。
- 初稿を一晩寝かせてから編集する
- 環境を変えて文章確認をする
- 読み手の知りたいことにマッチさせる
- 文章の流れをスムーズにする
- 分かりやすく、読みやすく、見やすい
- 読み手が行動できるようにする
それでは詳しく見ていきましょう。
コツ18.初稿を一晩寝かせてから編集する
目次を作った時と同じく、一晩寝かせてから編集に入りましょう。
コツ19.環境を変えて文章確認をする
初稿の作成時と環境を変えると、より客観的にブログ記事を確認でき、修正点に気づきやすくなります。
具体的な方法の一例はこちらです。
1.印刷する |
・基本的な確認方法です |
2.デバイスを変える |
・初稿をPCで書いている方はスマホで読む ・スマホで書いている方はPCで読む |
3.場所を変える |
・初稿をオフィスで書いたなら、オフィス内の別の場所、オフィス以外の場所(カフェなど)で読む |
4.状況を変える |
・机の上で書いたのなら、電車の中、散歩中などに確認する |
5.身体の使い方を変える |
・座って書いていた場合は、立ちながら確認をする |
コツ20.読み手の知りたいことにマッチさせる
ブログが読み手の知りたいことを満たしているかを確認しましょう。
書きなれた人でも、脱線したり、「惜しい、もう一息!」ということは少なくありません。
ですので編集時、最初に確認したいのはこちらです。
「読み手の知りたい情報を提供できているか?」
具体的な確認ポイントはこちらです。
1.タイトル |
「自分の知りたいことが書いてある!」と注意を惹きつけられるか? |
2.導入文(記事タイトルの下) |
この記事は「自分の知りたいことを教えてくれそう!」と思えるか? |
3.目次 |
・大見出し、中見出しを見て「私の知りたいことが書いている!」と思えるか? ・読み手の知りたいことに対して過不足はないか? ・読み手の知りたい順番に並んでいるか? ・全体の流れがスムーズか?つながっているか? |
4.見出し |
表現は検索ユーザーが知りたいことの答えになっているか ※わかりやすく、読んでみたいと思える表現になっているかも確認しましょう |
5.文章 |
・すべての文章は、読み手の知りたいことに紐付いているか? ・読み手が「そうそう、これが知りたかった!」と思えるか? |
6.まとめ文 |
まとめだけ読んでも「私の知りたいことが書かれている!」と思えるか? |
7.ブログ記事の説明文(検索結果のタイトル下に表示される文章) |
「私が知りたいことが書かれている!」と思えるか? |
こうしたポイントを押さえることが、ビジネスブログ(集客ブログ)を書くコツです。
コツ21.文章の流れをスムーズにする
分かりやすく、読みやすいブログにするため、文章の流れをスムーズにしましょう。
声に出しながら文章を読み上げ、以下に該当する箇所があれば編集します。
- 読みにくい
- 息継ぎができない
- 理解できない
- 長ったらしい文章になっている
- 必要性を感じない文章
- 前後の文章との繋がりが悪い
- 重複
- わかりにくい表現 など
声に出すと、黙読では気づけない読みにくさ、違和感に気づくことができます。
こうすることで文章の無駄を削ぎ落とし、読みやすくなります。
コツ22.分かりやすく、読みやすく、見やすい
読み手にとって、分かりやすく、読みやすく、見やすいブログ記事を作りましょう。
具体的にはこういう状態です。
分かりやすい |
・文章がわかりやすく、ポイントも把握しやすい状態 |
読みやすく |
・スムーズに読み進め「これって、どういうこと?」と考えさせることのない状態 |
見やすい |
・目に優しく、見るだけでポイントを理解できる状態。また、「見るからに文字だらけで、読むモチベーションが下がる」ということのないように配慮されている。 ※見出し、イラスト、画像、箇条書き、表、囲み、装飾を見るだけでポイントを把握できる など |
分かりやすく、読みやすく、見やすい状態をつくる
分かりやすく、読みやすく、見やすい状態をつくりましょう。そのためのポイントと効果的な質問をご紹介します。
下記にチェックポイントをご紹介します。
1.箇条書き |
・箇条書きにできる箇所はないか? |
2.表の活用 |
・表を使った方が分かりやすい箇所はないか? |
3.枠の活用 |
・枠を使った方が読みやすくなる箇所はないか? |
4.画像やイラスト |
・注意を引くために画像やイラストを使った方が良い箇所はないか? ・文章全体のメリハリを出すために、画像やイラストを使った方が良い箇所はないか? |
5.行間 |
・行間がないために読みにくい箇所はないか? ・行間を作ったほうが読みやすくなる箇所はないか? |
6.文章の行数 |
・PC表示で4行以上になっている箇所はないか? ・スマホ表示で6行以上になっている箇所はないか? |
7.文章全体 |
・文字だらけになり読みにくい箇所はないか? |
8.一文の長さ |
・一文に句点「、」が四つ以上入っていないか? ※4つ以上入っているのが悪いわけではありませんが、4つ以上入っている文章は、読みにくさを生むことが多くあります |
9.装飾 |
・注目してほしい箇所に装飾を使っているか ※色、下線、文字の大きさを変える など |
10.不要な文章 |
・重複した言葉や表現はないか? ・なくても困らない文章はないか? |
業界にもよりますが、近年はスマホでの閲覧が割合的に多いため、スマホ表示で「分かりやすく、読みやすく、見やすい」状態をつくりましょう。
それでもPCで読んでくださる方の存在も無視できません。ですのでスマホだけを意識して、「PCでは読みにくい」という事にならないように、両者のバランスを考えるのもポイントです。
コツ23.読み手が行動できるようにする
記事を読んだ方が具体的に悩み解決に向けて、最初の一歩を踏み出せる、具体的で分かりやすい情報を提供しましょう。
例えばこのような内容です。
- 悩み解決のために「具体的な行動」を取れる方法や手順
- 読み手に変化が起きる「新しい情報」「有益な情報」
- 読み手が悩みの原因に気づき、必要な行動を起こせる「原因と改善案」の共有 など
同時に記事を読んだ方が、「自分にもできるかもしれない、まだまだやれることがある、悩み解決できるかもしれない」と前向きな気持ちになるとベストです。
検索ユーザーは目的があって検索をしています。解決したい悩み、叶えたい何かがありますので、そこに向けて行動できるように情報提供していきましょう。
それがブログへの信頼、興味を高め、申込にもつながります。
ブログの書き方 コツ24「公開」
コツ24.記事公開後に表示確認する(PC、スマホの両方で)
いよいよ記事公開です。公開後は念の為に、PCやスマホで表示確認をしましょう。
確認項目はこちらです。
- タイトル
- 画像やイラスト
- ページ内に崩れはないか
- バナーやリンクは設定できているか
- バナーやリンクのリンク先は合っているか
- 見やすく、読みやすく、わかりやすいか
- 記事の説明文の設定は合っているか
記事作成する人と、公開作業をする人が違う場合、人的ミスが起きることがありますので、大事なポイントです。
公開後に最終確認をすることで、ブログをもう一磨きするアイデアが浮かび、より磨き上げることができます。
ブログの書き方 コツ「まとめ」
この記事では以下についてご紹介しました。
- ブログの書き方 コツ1〜3「読まれるブログの考え方」
- ブログの書き方 コツ4「検索キーワード/記事テーマを決める」
- ブログの書き方 コツ5「目次作成の準備」
- ブログの書き方 コツ6「仮タイトルと目次を作成する」
- ブログの書き方 コツ7〜16「基本を押さえた文章作成」
- ブログの書き方 コツ17「初稿の作成」
- ブログの書き方 コツ18〜23「編集する/仕上げる」
- ブログの書き方 コツ24「公開」
これらの内容が、少しでもあなたの悩みを解決し、ブログ運営の力になり、ビジネスの集客に役立てば嬉しく思います。
SEO対策でお困りの事業者様/ご担当者様へ
もしも、SEO対策やHP集客でお悩みでしたら、無料相談をしてみませんか?
無料相談は、SEO対策における本当の問題を明確にして、「どうしたら検索順位が上がるのか?/申込みや売上を増やせるのか?」を明確にするもので、以下のような悩みをお持ちの方がご相談されています。
- HPからのお問合せや申込みがない/少ない
- プロにお願いしたけれど集客できていない
- 新規申込みや売上が激減した。でも何をしていいか分からない
- アクセスやあるのに申込みや売上が少ない
- 広告費を下げるためSEO対策に力を入れたい
- 自力で頑張ってきたけど集客できていない
- HPから集客できるようにしたい など
アドバイザー プロフィール
SEOコンサルティング「ヒカル」代表 KEN 大類
SEO/WEB集客歴14年・営業経験7年のWEB集客ディレクター。元々、「中小企業のSEO/Web集客責任者」であり「オウンドメディア編集長」として11年間を過ごし、その後に起業。
中小企業のシビアな売上事情と数多くの失敗とリカバリーに向き合った経験から「HPにアクセスを増やすだけではなく、売上や利益を増やすSEO対策/Webマーケティング」が得意になる。
事例の一つとして、赤字のSEOメディアの年間売上を「マイナス600万 → 1億円」にするなど、大小含め多くの改善実績を持つ。現在は「SEOのセカンドオピニオン」として活動中。